: 大宮戦(9/19)で平川さんがサポーターを非難していたのは、ブーイングした事についてではありません。吉原等に向かって「バルデス」「ウーゴ(マラドーナ)」コールを浴びせた事に
: ついてで、平川さんはそのコールの裏に旧JFLで無敵を誇り、旧Jリーグにいた「かってのコンサドーレ」を懐かしみ「今のコンサドーレ」を否定するそんな後ろ向きで近視眼的な考えに怒っていたのであり、コンサドーレが今後も日本サッカー界いや世界サッカー界に羽ばたく為には前向きなブーイングはむしろ必要であり、そういう意味で「ふがいない試合をした場合には怒る権利」としてブーイングをしても良いと言っていると私は捉えていますが。
彼は、“その権利を行使しない優しさ、いや無言の怒りを・・・”って書いてますよ
ね。それは、その場にいたサポが選択した行動だと思うんです。ほとんどの試合後は、
そういう選択をしてますし、それがコンササポのスタイルなのではと私は思ってます。
そういうスタイルが、4年目にしてすでにコンササポの*アイデンティティーになりつ
つあるのに(読んだばかりのベンゲルの本に影響されてますが)、なぜそれを否定する
ようなことを彼のような立場の人間が書くんだ!ってことに疑問を感じたのです。
先にも書きましたが、そのスタイルに惹き付けられてスタジアムに足を向けようと
思った人だってたくさんいるはずです。
それは、テレビでやるからいいやって思ってる人をして、そこに行きたいと思わせるに
十分な魅力のある姿だと思います。
前にも書きましたが、コンサドーレ札幌は選手達とサポーターで1つのチームになって
いると私は思っていますし、人を惹き付ける魅力も五分だと思います。
以前札幌に帰った時に感じたのですが、コンサはまだまだ札幌に深く浸透していませ
ん。まだ歴史が浅いのだから当然といえば当然です。
だけど、こういうサポートの仕方をしていれば年を追うごとに自然に浸透していくだ
ろうと思いましたし、チームにアクションがあればそれが速くなるんじゃないかと思い
ました。
チームを強くするには、もっと多くの人を集めるのが最も有効で近道な方法の1つでは
ないかなと思っています。
今のサポーターのスタイルはその大きな1つの要因に成り得るのではないでしょうか。
*アイデンティティーとはチームの特徴であるのと同時に、そのチームをそのチーム
たらしめている根源的な力というべきもの・・・ベンゲル
(この場合はサポーターですが)