: 私は理性の上では、営利を目的とする株式会社に対して公的資金を
: 投入することは反対です。
: でも、本音のところは理性に折り合いをつけて賛成です。
: (苦しい言い分...ですが、キックオフ21の斉藤さんに賛同して
: 署名を集めたりしましたんで。)
私も、半日だけ、署名集めをしてしまいました(って、後悔?じゃないすよ)。
: さて、経営の専門家からするとアホな話と笑い飛ばされそうですが、
: 私のコンサドーレ再建案をひとつ。
: 1)HFCは債務超過解消の範囲内で経済団体からの寄付及び公的資金を
: 投入したのち、株式及び債務を保有するのみの会社として存続する。
: (いわゆる「塩漬け」ってやつ?そして「持ち株会社」?)
: 清算手続きなどを行うと、それこそ札幌市や道が出資した資金が損金
: になってしまうし、持株会に出資なされた善意の人々のお金も消えて
: しまいますし...。
そうですね。清算すると税金投入の責任がかならず問われる。
私も、その意味で消滅は反対です。ただ、やり直すのは清算が
一番簡単。減資も手続きが今のところ難しいし、塩漬けも問題の
根本的な解決にはならない。(まあ、それをいっちゃあ・・ねえ)
: 2)新たに非営利団体として、スポーツ振興を目的とする財団的なものを
: 立ち上げ、コンサドーレの興行主体とする。また、地域のスポーツ振
: 興のためにコーチの派遣、地域大会等の主催、その他様々な活動を行
: う。コンサユースチームはスポーツ振興の一環として、この団体の所
: 属とする。活動の資金源として、経済団体、各種産業団体からの基金
: の拠出、寄付、及び個人からの寄付(コンサ後援会を含む。)、賛同
: を得られる自治体の補助金、助成金とする。
: (営利団体としての株式会社が、地域のスポーツ活動に手を貸すなど、
: よっぽど利益を上げている会社でない限り無理な話と私は思うのですが。)
: 団体の理事長等には経済界、産業界の大物を据えた方がいいかも。
なるほどお、山形も、たしかに公益法人でしたかね。
公益法人でいいんじゃないかとは、私も考えました。
ところで、株式会社だと、株主の利益のためにあるんですから、
出資者に自治体が入っていると、自治体の利益(つまり住民の利益)
を図る必要もあるわけで、公益法人に近いものにはなります。
また、民間の資金、人材も活用できるというメリットもあります。
: 3)持ち株会社であるHFCの子会社として、必要最小限の資本金で新た
: な株式会社を組織し、コンサドーレのトップチーム(監督、コーチ、
: 選手、マネージャー等)はこの会社の所属とする。収入は、入場料、
: スポンサーからの寄付、グッズ販売収入、放映権料等とし、支出は、
: チーム個々人の契約料、練習経費等とし、余剰金がでた場合、持ち株
: 会社「HFC」の債務の返済に充てる。役員は2)の団体の理事長等
: が兼務する。
: (要するに、選手たちには自分の食い扶持は自分で稼いでねってこと。
: 厳しすぎる?)
コンサを別会社の支配下に置く、あるいは別の資本出資でやり直す
というのは、「あり」だと私も思います。そして、例えば今年の平均入場
者を平均1万人と見込んでそれ以上の入場者収入は、他の債務返済
でなく税金返済にまわす、というようにすると、サポーターも一般の
心情的ファンも試合観戦にそれなりの意味をもてるのではないかと
思います。
: それと、現HFCの役員は、公的資金の投入をせざるを得なかった責任を
: 取って当然解任でしょう。(それが社会の良識でしょう。)
: こんな案では、経営学は落第でしょうかね?専門家の皆さん。
: (何せ私は工学系出身なものですから...。)
いえいえ、充分合格です。(なんの権威もありません^^)