Jリーグ開幕当初、2年くらいかな浦和と名古屋はずっと最下位を低迷してたよね。これに対してサポーターは声を出してクラブの姿勢を問いただしてたでしょ。 それに応えて名古屋はベンゲル、ストイコビッチ、浦和はオジェックというように抜本的にチームの方向を帰る人材を迎えてサポーターの声に応えたでしょ。
そういう風に見えるからしょうがないけど、別に浦和だって負けた鬱憤晴らしに暴れてるだけじゃないんだよね。彼らは今の状況に自分達が満足していなくて、状況の打開をクラブに対してアピールしてるんでしょ。そういう姿って大事だとは思えないかな。
はっきり言ってしまえば、ただ「頑張れ」って応援するだけなんてサルにだってできるでしょ。同じ事オウム返しにしてればいいんだからさ。
誰かが書いていたけど、才能あふれる選手がつぶれるのなんてホントただ「誉め殺し」してるだけで十分だよ。日本にだってそういう風にしてつぶれていった選手はたくさんいて枚挙にいとまがないでしょう。だから、カズは自分を奮い立たせるために海外で自分を試そうとしていたんじゃないのかな。日本にいたら黄色い声援に包まれ続けるのは目に見えてたからね。
話が浦和と鹿島に戻って恐縮だけど、彼らは少なくとも安易なプレイには絶対拍手はしないよ。少しでも気を抜いたプレイも見逃さないし。そういうプレイをした選手には猛然とブーイングで応えるでしょう。そういう意味で「ブーイングがチームを強くする」って書いたんだけどね。
そういう意味でも、同じ姿勢を俺はクラブに対して持つべきだと考えているだけ。安易に税金を求めてくる「文化的」私企業に対して、これまた安易にお金を渡してしまうのはただの「甘やかし」じゃないのかな。これって新宿の西口の定食屋の前に、ダンボールと糞尿の臭いを漂わせて、「自分は人間だ。生きる権利があるんだからもっと金出せ」って自治体に文句言ってる乞食と何ら変わらないんじゃないのかな。
別に俺は北海道が公的資金を出してはいけない、って言ってるんじゃないんだよ。公的なお金を使う以上、コンサドーレの試合を観て楽しい、以上の恒久的な施設なり何なりの文化的貢献を全道に普及させていく姿勢なり、せめてヴィジョンだけでもいいから道民に示せ、って言ってるだけ。そうすれば、利用をしようがしまいが、全道民が共有できる文化って言えるでしょ。そうでなければ、文化活動っていう言葉もなんの意味も持たないし、そういう状態での税金の投入は「まあ、頑張ってるんだから少しくらい援助してもいいんじゃない」って思ってる大勢の人達からも反感を買いかねないんじゃないかって言ってるだけ。
もし、全道にコンサドーレっていう文化が浸透していくならそんなうれしいことはないし、それなら別にコンサドーレ北海道だって別にかまわないんじゃない。個人的にはクラブっていうのは自宅から歩いて通えるところにあるべきでそこにいろんなクラブが生まれていくべきだ、っていう考えは全く変わってはいないけどね。だから、地元にさえまだ認知されてないコンサが、ホームタウンの範囲を広げたところで全く意味がないと思ってるだけ。
最後に。別に俺は君にメールを送るつもりなんかないよ。そんな暇も労力もないからね。ただ、俺に、なんか批判的な意見を書いてくるのは全くかまわないから、その文に責任感を持たせる意味でもアドレスを明示しなさい、と言ってるだけ。そうでなければ真夜中に他人の家にいたずら電話かけて、相手を怒らせて喜んでるのと何ら変わらないよ。
インターネットは顔が見えなくて相手がわからないからこそ、個人の「公人としてのモラル」が問われると思ってるんだけどどうだろう。
PS。
二上さんへ。度々の失礼な行動、どうぞお許しください。お詫びを書こうかと思っているんですが、アドレスがわからないので。
僕が書いた事はお気に召さなければ全て削除していただいて結構です。すみませんでした。