前置きは止めます。
泥臭くてもいい、勝負に勝つことが今の札幌に望まれていた。
が、昨日の結果は全くそうでなかった。
それで万事休す。
数字的にまだ可能性があるなどと、もう呑気なことは言ってられない。
終戦です。
今の札幌には、とにかく前半勝負で点を取れなければ勝つ可能性が極めて低いの
は分かっていた。
昨日の川崎、東京は、相手に先取点を許してもそれを追いつき、そして勝利した。
ようく考えてみるとこの2チームとの力の差は歴然としていたのかも知れない。
プレッシャーのある試合で、それをはねのけ勝利する。
これがその2チームとは違っていた。
もういい、選手にはここまで夢を見させてくれてありがとうといいたい。
実力的にまだJ1に上がるには荷が大きすぎると言うことをきちんと認識し、
来季へ向けて欲しい。
今のところJ2に落ちてくるチームは平塚と浦和が予想される。
今年の札幌が置かれた状況を承知してくるだろうから、その二の舞は踏まんとし
て来季は戦力アップ等必死で来るだろうから、大変手強いことは間違い無い。
そして、今年札幌と同じくJ1昇格がならなかった(まだ、シーズンが終了して
いないので、決め付けることは時期尚早との意見もありましょうが)他チームも戦
力アップは勿論、そのモチベーションを高めて勝負してくるだろうし、札幌にとっ
ては今年以上に厳しい戦いになることは、目に見えている。
再来年J1に上がれるなんて保障は何処にも無い。
今の状況では、再来年もJ2ってことの方が可能性が高いと私は思っている。
だからこそ、来季を目指して札幌には血の出るような相当の覚悟が望まれるのだ。
甘いことは言ってられないのだ。
どうしても、J1に上がりたいのであれば...。
そして、応援している道民の夢をかなえるためには...。