[ コンササロンへ戻る ]

  • Subject: 続、「ファミリー」の意味とは?
  • From: aki
  • Date: 1999年8月11日 02:56:28

     谷口さんからご返事をいただいたので、また書かせてもらおうと思います。

     まず始めに、チーム批判とは自分の生活の安定を考えながらやるのでは、はじめからする意味がないということです。大体チームを批判するのは、そのチームを代表する選手がするもので、チームをクビになるのがいやで、それからの生活が心配なやつなら、最初からなにも言わない方がいいですよ。そんな選手が言う事がチームのためになるわけがないから。そして、もしチームの選手が批判を行ったらその選手に対してクラブがどういう態度をとるかも重要な要素だと思います。
     
     近いところから話しましょう。柏に沢田健太郎という選手がいました。彼はニカノールに代わって就任した西野監督に対して、「彼が来てから、レイソルは弱くなった。」と批判したんですよ。沢田はレイソル初の代表選手であったし、自分はこのチームの柱であると自負して、今回の吉原のように行動を起こしたんでしょう。その結果、彼はどうなったか?現在、広島でプレーしています。
     
     このように、チーム批判した選手をいくら必要でも放出する度胸があるか?恐らく札幌にはないでしょうね。この問題を有馬のような中途半端な選手の行動と混同するべきではないと考えます。(個人的には彼は大好きなプレーヤーでしたが・・・。)レアル・マドリッドでもチーム批判した選手の大量解雇が行われたばかりでしょ。

     僕が使った「ファミリー」という言葉が前後で矛盾していると言われましたがそんな事はありません。もし札幌サポが「ファミリー」という言葉を使うなら、それなりの責任をその言葉に負わなければならない、と書いただけです。

     あと、僕が札幌の試合を観てきた限り、プレッシャーという言葉はどこにも見たことがないですね。岡田監督も言ってましたよ。「札幌サポは優しい。普通、負けたらブーイングが来るはずなのに、札幌コールが始まる。」という風に。
     大体、「J2では」という風に上と下を別物の様に考えているような発言がありましたが、結構これは残念でした。お金をもらってフィールドでプレーする限り、どんな試合でも全力を尽くすのが当然だし、出た結果に対して責任をとるのがプロってもんでしょ。
     それに、今の時点でトップに10数点も差があるのに、岡田監督に続投をさせてるという事が、プレッシャーのない証拠だと思いますがどうでしょうか?
     浦和は少なくとも監督はやめさせましたよ。これがプレッシャーという言葉の意味なんだと思いますがどうでしょうか。

     最後に「サポーターもプロになろうよ」というところですが、これは言葉通りです。文脈で判断してください。

     以上です。


  • Follow