いよいよ厚別開幕ですが、残念ながらあした札幌に行けない私は
今夜うちの近くの横浜国際競技場に、Fマリノス-グランパスの試合を
見に行ってきました。
試合そのものは、延長後半終了直前までもつれる熱戦で、
三万人を越えるお客さんが入って盛り上がったのですが、
試合前のグランパスサポーターの行動には、今だに我慢ができません。
等々力のフロンターレ戦の時に、コンサドーレサポーターがした行動と
重なる部分があるので、ちょっと皆さんにお知らせしたくなりました。

日韓共催の２００２年のワールドカップの決勝戦を誘致したい横浜市は
今日の試合でもキャンペーンをしていて、
試合開始４０分前頃から、在日韓国民団神奈川支部の青年団による
民族舞踊のアトラクションをやっていました。
およそ１０分間のアトラクションで、マリノス君や子どもたちも参加して
日韓の国の間の友好を深めようというもので、
たくさん入ったお客さんは、みんな拍手を送りながら見ていました。
在日韓国民団の偉い人たち？もたくさん招待されてたようです。
しかし、その舞踊の最中に、グランパスサポーターは
突然「名古屋グランパス！」のコールを始めたのです。
私はバックスタンドの指定席にいたのですが、まわりにいた人たちは
みんなグランパスのコールを迷惑そうでした。
グランパスの応援にきた人も
「せめて踊りがおわるまで待てばいいのに。きっとまちきれないのでは？」
といってましたが、迷惑そうにしてました。
ところが、その舞踊が終わって韓国舞踊の人たちが退場するとすぐに
グランパスコールをやめたのです。
以後、スタメン発表までの１５分間、全く応援はありませんでした。

その時、やっと気がつきました。
愛知県はワールドカップの開催地から外れたので、
ワールドカップにかかわる行事を妨害しようとしていたとしか
考えられないのです。
愛知県が外れて悔しい気持ちはわかりますが、
日本に住んでいる韓国人の青年たちが、日本人と韓国人との掛け橋に
なろうと、一生懸命やっているのに、その気持ちを平気で踏みにじる
その神経が許せません。

今日は、どっちの応援をすることもなく、試合を楽しみたかったのですが、
この一件でグランパスに勝ってほしくなくなりました。

応援マナーもないサポーターは、他のお客さんも味方につけられない、
ということを感じました。