基本的に北海道びいきさんに同感です。
これまでのコンサドーレの歩みは、振り替えると恐ろしい程の
スピードで来ました。
赤字がいくら出ようがおかまいなくトップを目指して突き進む!
赤字のことは後から考えよう・・・・とね。
先日の株主総会に関する新聞記事の中でHFCの役員が、
「今はもう死に体の状態。この問題の解決にはJ1に上がるし
かない!」というようなコメントをしていました。
これを読んだ時に私が感じたのは、
戦時中に南方戦線で闘った旧日本陸軍のことです。(古い!)
食料が底をつき飢えに苦しむ将兵に対して司令官は、
「米軍陣地には食料がいっぱいある。敵陣を落とせば腹一杯
飯が食えるぞ。さあ、攻めろ!」と攻撃させて最後は玉砕でした。
体制を整えるため一旦退くという勇気が日本陸軍にはありません
でした。
この例えはコンサドーレに対して適切ではないとは思いますが、
私は正直不安でなりません。
Jリーグの理念は、
1 サッカーの水準向上・普及促進
2 スポーツ文化の振興、国民の心身の健全な発達への寄与
3 国際社会における交流及び親善への貢献
ですが、
コンサドーレの理念ってなんなんだろう?
まさかディビジョン1にしがみつくことではないだろう。
2部リーグ制とはビッグクラブの存在する1部リーグと、小規模
経営のクラブチームでも存続できるための2部リーグという意味
もあると思っています。
本当の意味でのスポーツクラブにコンサドーレが育ってくれさえ
すれば、1部リーグにいることは絶対条件ではないと思っています。
1部に上がる喜び、2部に下がる悲しみもコンサドーレと共にいれ
ばこそ味わえる人生の楽しみです。
そして誇りに思えるクラブを持つことの喜びを味わえれば、それは
何よりの幸せです。