: : 中盤の⑪、⑧、④、⑦が積極的にボール狩りに参加する。しかも、⑪、⑧は、マイボールになり次第、サイドへ開いて、ウィングの役割を果たさなければならない。そのとき③、②がサイドをえぐるサポートに回り、⑥、⑤はラインを上げ、コンパクトな3ラインを形成する。また、④、⑦は②、③がオーバーラップした後のスペースをケアする。
この流れをうけた戦術がヒディングのオランダ代表に採用されて、昨年のワールドカップで、あのスペクタクルなサッカーを見せてくれました。また、ヴェンゲルも、似たようなことを名古屋で見せてくれたはず。
このような、なまらコンパクトな戦術下では、極めて高い技術を要するようです。特にGKは、フィールドプレーヤー並の足技が必要らしいです。コンサドーレはここまで極端にコンパクトにしなくてもいいですが、守勢から攻めに転じたときの思い切った押し上げができれば、J1復帰も楽に決められるかもしれません。