初心に帰って、またやり直すより、しょうがないっしょ。
幸い、今度は「ゼロからのスタート」ではない。 土台が既にできている。
逆境に一番強いのは、北海道育ちの人間のはずだ。
北海道の歩みは、決して平坦なものではなかった。
ヒグマ(あえてカタカナで書く)との生存競争だった(現在進行形?)。
冷害や蝗害(バッタ)によって、収穫が無かった年もあった。
「稲作発祥の地」という石碑が各地にあるくらい、稲作は難しかった。
知らないで飛ばしている人も多いと思うが、
北海道内の国道の多くは、囚人やタコ労働者、中国・朝鮮人の
強制労働で作られた。 犠牲者も多く出て、あちこちに慰霊碑がある。
そういう屍の上に、北海道は築かれている。
今年の試合は、北海道の歴史の中では、ほんの1ページに過ぎない。
市民球団だからこそ、ファンの力を結束すれば、親企業に振り回されること無く、
何とでもできる(現スポンサーが悪いという意味では決してありません)。
金と知恵と労力を惜しまなければ、健全にチームを維持できるはずです。