本日JFLは第29節が行われ、首位を行くJ準会員の川崎フロンターレは、
駒沢競技場で国士館大学を相手に4-0で勝ち、勝ち点を68としました。
同時刻に江戸川で行われた東京ガス-本田技研で、
東京ガスが2-0で勝ったため、勝ち点66で差は2。
JFL優勝は最終節までお預けとなりましたが、
今節開始時点までで勝ち点61で3位に付けていた山形の結果に関わらず、
(山形は新潟に0-2で負け)
これで「今期JFL2位以内」が確定しました。
すなわち、「J1参入決定戦」への参加資格を
正式に満たしたことになります。
昨年、チーム名を「富士通川崎」から改称し、
大幅に戦力を補強して、「1年でJ入り」を狙ったものの、
コンサドーレや東京ガスらライバルとしのぎを削った結果、
わずか勝ち点差1で3位となり涙を飲んだのは記憶に新しいところです。
今期は早くから「J1参入戦」仕様にチームを改造すべく、
チームの顔ともいえたベッチーニョやムタイルらを次々と解雇。
4バックから3バックへ移行し、
圧倒的に試合を支配したかと思えば、
堅い守りから電光石火のカウンターを見舞うなど、格下・強豪といった
相手の力量によって戦術をある程度変えられる柔軟性を持たせ、
当初の目標であった「2位以内」の確保に成功したわけです。
彼らのJ1への挑戦の最初の関門は11月19日が予定されています。
相手はJリーグの参入戦ポイント通算16位チーム。
試合会場はJチームのホームで、「一発勝負」です。
そして、彼らの相手として現在、その「16位」に付けているのが・・・
コンサドーレ札幌です。
ううっ・・・負けられねぇぜ・・・。