今回の監督解任の騒動で、もうコンサドーレを応援しないだの、24日の試合をボイコットするだのとおっしゃっている皆さんへ
私たちが応援しているのは、コンサドーレ札幌というチームです。
フロントなどの行為に納得いかない部分があるというのは、もちろんですが、
それとコンサドーレを応援しないというのは、違うのではありませんか?
選手たちは、これからもがむしゃらに戦うわけですし、
試合をボイコットしたからといって、フェルナンデス監督が戻ってくる訳でもないし、
フェルナンデス監督本人だって、チームのことが大好きだったわけですから、またいつかコンサドーレの監督をやりたいというコメントを言っている訳ですから、彼がいつか戻って来てくれる為にもチームは大切にしないといけないと思うのです。
それをボイコットという形やフットボールクラブの前で座り込みをするというサポーターの対応は、マスコミがよろこんで取り上げてしまうネタになってしまい、コンサドーレとしてのイメージが一般の人から悪くなってしまう部分が出てくると思います。
実際、ガンバのサポーターが試合前にフロントに詰め寄ったという話を新聞やテレビで見た時、事情もあまりわからない私は、怖いイメージがあるだけでした。
まずは、フロントが良かれとしてやった行為ですので、詳しい事情を知らないままであれこれ言うのは、一旦辞めて、
石井さんが指揮するコンサドーレ札幌についていくしかないと思うのです。
フロントに意見することなどは、現段階では、
この策の結果が分からない訳ですから、今季終了後でいいのではないですか?
選手たちには、なにも罪はないわけですから、
その選手達を巻き込むような応援ボイコットなどという考えだけは、絶対に持たないで欲しいと思います。
そんでなくても、24日のジュビロ戦では、コンサファンじゃない、代表選手を見てみたいというフリーのお客さんもやってくるでしょうし、極端な話、1000人のボイコットサポーターがいても、いつもと何ら変わらない観衆人数になってしまうことが予想されます。
ですから、無駄な行為は辞めて選手たちとともに私たちは応援という形で戦わなくてはいけないと思います。
監督が辞めてしまったからといって、選手は誰も辞めませんし、戦います。私たちも12番目の選手です。
まずは、今季シーズンを戦ったうえで、フロントへ意見したい人はするという形をとりませんか?
私は、カルロス・フィジカルコーチが大好きでした。
試合の時も彼は、バーモバーモ!!と大きな声で選手を励まし、PKもらったら、飛び上がってよろこんだり、
ゴール入ったら、思いっきりよろこんでいる姿がとても親しみ深い人だったのです。時には、バーモバーモと大きな声で言い過ぎて審判に注意されてしまったりもするほど、(^^;;;
真剣に励ましていました。
選手ひとりひとりの体力などを管理して、一生懸命、選手とコミュニケーションをとる為に日本語を勉強していました。
そんなカルロス・フィジコが解任された時、私はとてもショックでした。最後の挨拶も出来ないままでした。
かといって、どうすることも出来なかったですし、
カルロスは、コンサドーレのことが大好きだったのだし、新しくくるアルメイダさんには、何も罪はないので、
今までのカルロスの横断幕を外し、アルメイダさんの横断幕を作り私の全員断幕の中にすぐ加えました。
私は、とても辛かったです。カルロス解任の時には、誰も話をしようとしませんでした。まして、カルロスのことを知らないという方が多かったでしょう。
フェルナンデス監督のことが大好きだったみなさんと同じような気持ちを私は、カルロス解任の時に味わいました。
しかし、いくら言っても、決まってしまったことは変わらないですし、
フロントが良い方向へ行くと思ってやったこととして割り切って応援するしかないと悔しさいっぱいでした。
それなのに監督の解任ということで、カルロスが辞めたことは結局意味のないものになってしまった状態になっています。
かといって、これはフロントに対しての文句であり、それに対して試合を放棄するという考えなんて一切ありません。
チームとフロントは、別です。
私たちは、コンサドーレを応援する以上、気持ちを切り替えて試合に勝ってもらう為に選手達に頑張ってもらわないといけませんし、
これからの試合に指揮をとる石井さんへのエールを贈るべきと思います。