相手が強豪であったのは否定できない。
だが、色々な心配や意見が出てくるのは、「負け」そのものよりも「いい試合」ではないからだろう。
失点するとあきらめムードになってしまう、選手が気後れしている、周囲の期待も大きい、
というようなことが、悪循環になっているような感じがする。
「3分あれば2点取れる」ことを観客は忘れてはいないが、選手が忘れている。
一番いい薬は勝つことだが、その薬を飲めないから直らない。
現在のコンサは「絶滅寸前のシマフクロウ」に見える。 色々考えて、策は打っているけれども、
「覇気」のようなものが感じられない。
「勝たなければならない」という気持ちも大事だが、それが負担になっているように見える。
まだJリーグ1年生なんだから、「負けて元々」という気持ちで、がむしゃらに向かっていく、
「手負いの羆」の闘争心を見せて暴れまわって欲しい。 それが出来れば、結果はついてくると思う。
宏太が北沢を当たり飛ばしたような、思い切ったプレイを見たい。
最後に、あまり心配して騒ぎ立てるのも、選手の耳に入って、かえって負担になると思う。
今までの試合で勉強したことを次の試合に生かしていけばいいんだ。
1st stage は8勝9敗で充分じゃない?