: あなたは自由席券を手に入れました。
: どこに座ろうが自由です。
(中略)
: あなたの自由のために他者に迷惑をかける自由も
: 含まれていません。
なるほど。ここまでは仰る通り。
: そこで自律が必要になります。
: 自律の「自」は「自分だけ」ではなくて「自分たち」です。
: そこまで理解できれば自立することが出来るでしょう。
ここはよく分からないですね。自由であることにおいて
他者と平等であろうとするなら、その状態を守るために
外部的な力を持ち出さざるを得ないということだって
あるわけで。だとすると、席取りの秩序を維持するためには
興行主催者による(あまりよい表現ではないが)規制も
必要かもしれない。
もとより、サポの自主性に任せている(ある意味放置に近い)
ことが、むしろトラブルのタネになっているということが
この問題の出発点なわけですから。
で、以下、私の考えですが、ぶっちゃけた話、トラブルが
起きても構わないんじゃないかと思うんですよ。
理由は2つあって、第一に、試合開始あるいは開場後なら
ともかく、その数時間前のサポの行動ってのは、果たして
興行主催者たるHFCがコントロールすべき事柄なのかということ。
というのは、HFCとサポーターが、「主催者とその指示に従うべき
対象」となる時点って、考えてみれば結構曖昧というか、
明らかにそういう関係に変わる瞬間って、客がチケットを差し出して
会場内に入った瞬間ぐらいしか私には思い当たらないわけで。
だとすると、HFCに、入場前の観客の行動を規制することなど
果たしてできるのかなと思うのであります。
もちろん、HFCの側に人的金銭的に余裕があれば、そうしようと
試みることは別に構わないけれども、それはあくまで
「何ら強制力を伴わないサービス」であって、
わざわざ貴重な資源を割いてまでするべき「義務」なのかと。
第二に、この手の話は、根本的には、割り込みなどが気に入らないなら
そう思う方自身が、席取りなどをした張本人に直接文句を言えば
済む話なわけで。そういう責任を、そのまま興行主催者に
持っていくってのは、果たしてどうなのかなーと。
気に触ったらスンマセンが、率直なところ書かせていただきました。