: 「赤字で補助金もらっているのに株主優待券出していいの?」
: という意見と
: 「普通の株式会社と同じにして議論するのは乱暴だ。問題は使われ方でしょう」
: という意見が出ていて、どちらも正論だと私は思います。
: 特に後者に関して、私は興味があります。(このスレッドで議論が続いてほしいと
: いっているわけではありません。念のため)
私は、後者の意見支持です。
そもそも、莫大な資金力のある大企業のない北海道にプロスポーツチームを創設した時点でプロスポーツ選手をどうやって雇うかがネックなのでだから。
それでも、北海道にプロサッカーチームを作ろうという一念で生まれたチームです。
今までだって額は小さいがたくさんの寄付金キャンペーンがありました。缶バッジやワッペンのキャンペーン、スポンサー企業の寄付金キャンペーンなど。
昨年の増資の額は寄付としてはとてつもなく莫大な金額です。でも、J1で残留をめざし安定した戦いをするためにはどうしても集めなければならなかった。これは、HFCとして。
エメの完全移籍は失敗したが、その他の主力選手が完全移籍をした。また、アダウト、堀井の途中補強も結果を出し、J1残留まで目前ときているので無駄にお金は使われていないといえると思う。それまで第3位だったサポータズ持ち株会が筆頭株主になった。石水副社長は何よりもサポーターズ持ち株会が筆頭株主となった事を誇りに思っている。いわばこれはHFCが道から補助金を得るための武器でもあると思っている。HFCが詐欺であるか否かは補強費という文句で集めたお金を別のところに使った場合であると思う。
次に赤字と株主優待券について。
莫大な赤字を生み出した原因は十分な資金力もないのにスター選手を呼び、3000万以上の年俸を払った事である。これに尽きると思う。98年の時はその支出を上回るだけの収入が得られるだろうともくろんでいたが現実は違った。
それ以外で赤字を出しているのか?厚別でも、ドームでも試合を行っている時の収支は黒字であるとはっきり述べている。これは間違いないと信じている。でも選手に満足させてやれる年俸を払えるほどの収入があるか????といったらこれはノーである。
では、選手たちに満足な年俸を払うにはどう収入を得るの?
若手をしっかりと育成し、海外に羽ばたく時に巨額の移籍金を得られるよう今から体制を整える。これはこれから先の話。
巨大な大企業がバックについているなら頭を下げて出してもらう事もできるが北海道にはそんな会社がそもそもない。だからサポーターにお願いするしかない。
株主優待券については、HFCとしてはお客様であるという認識だと思う。
これが無駄なものかどうかは流通枚数の割合が発行枚数の何割を占めているのかをデータ上で見るべきだ。廃止、続行はここから議論をすればいい。ここでは特典としての発行については無意味な議論とする。株を購入したが配当金はもらえない株であることを考えれば無料招待券は配当金の見返りと同じようなものだから。
株主はもちろん経営に責任を持つ役割がある。
だからサポーターであっても筆頭株主の立場として赤字の会社であることにも目を向けるべきかもしれない。「赤字で補助金もらっているのに株主優待券出していいの?」ということに本来は目を向けなければいけないのかもしれない。そのことについてはHFCにも苦言を呈すべきかもしれないがそんなことよりもサポータズ持ち株会は補強費が正しく使われているかを審査すべき機関だと思っている。ここから監査役として役員を出向させてもいいのではと思っている。
これから先何年、この時期に強化費を集めますと寄付金を募るだろう?
おそらく来年もあるだろう。もしかするとさらに寄付の形がいろいろ発展しているかもしれない。それに応じる、応じないは個々の自由によるもの。