: ただ100%対120%の戦いをただ観たいのならそれは普通のファン、相手の気勢をそぐサポーティングをするのがサポーターじゃないですか?いい試合を観たいならテレビで観ればいいじゃん。
その通りですね。
もしくは、メインやバックスタンドで観戦者モードを決め込むか。
私事になりますが、私が札幌サポーターをやっている理由は、
「おらが(生まれた)街チーム」であるからに他なりません。これだけです。
どんな選手が所属してようがどんなディビジョンにいようが札幌は札幌。
勝つための戦力という点でエメルソンや洋平らには残って欲しいですが、
私にとっては札幌が勝つことが何よりもうれしいわけですから、
勝って欲しいためにスタジアムに行ってサポートします
(今は札幌にはいないので地理的・時間的・金銭的なものも絡んできますが…)。
ですから私はいい試合なんて期待してません。
そりゃいい試合をして勝てればいいんでしょうけど、
相手が3人退場しての3-0(でしたっけ?)だって勝ちは勝ちです。
どんな形であろうと札幌に勝って欲しいから、ブーイング(指笛)は当然。
メガホンだって、スタイル以前に相手へのプレッシャーになっている
(=相手がいやがる)ようなので私は使いませんがあってもいいと思っています。
レプリカ着てスタジアムにいればサポーターというわけじゃない。
相手に力を出させずに勝つというのは勝負事の基本なんですから。
かっこわるかろうがなんだろうが、要は勝てばいいんです勝てば。
何よりも札幌の勝ちが優先される以上、札幌の試合で「100%の相手と勝負して
勝つことに意義がある」なんてスポーツ美学の精神にはなれません。
100%の相手に勝てれば勝ち点倍ですよ、というのなら話は別ですけどね。
ていうか、ブーイングがどうのとかいう前に、
札幌戦の前の節で小野伸二がケガしたり、ウィルが退場くらったりしたときに
「ラッキー」と思ったサポーターって多いんじゃないですか?
札幌戦を前にして相手選手の主力が欠ることを期待したり
ライバルチームの負けを期待したり喜ぶのと現地でブーイングするのって、
あまり変わらないような気がしますよね。
: それに発煙筒炊くとかペットボトル投げ込むとかそんなに目くじら立てることなの?誰かが怪我したわけじゃないんだぜ。マナーなんてはっきり言ってクソくらえだよ。試合の後に街が1個なくなるって訳じゃあるまいし。土地土地にコンササポのマナーの良さを宣伝しに行ってるわけじゃないでしょ。応援しに行ってるんじゃないの?
下で湘南でのキングベル挑発の話題が出ていますが、
両方現地にいた自分としてはキングベルが「来るわけない」と思っていたので
来たこと自体がびっくりだったのですが、この時は札幌サポーターは
「キングベル様と遊んでいた」という感じでしたね。
ただ、これは札幌が首位、相手が昇格レースから脱落した感のある湘南という
「余裕」から出来たことなのではないかと思います。
もしこの時の湘南と札幌が今の札幌と浦和の状況、
つまり順位を抜くためにはアウェイとはいえ負けられない状況であったとしたら、
果たして同じような対処が出来たでしょうか…?
ものは投げないまでも、かなりきつめの罵声くらいは浴びせたでしょう。
浦和サポーターにドーレくんが充分に挑発しに来たと映ったとしても
不思議じゃないですね。
: 発煙筒、俺には必死さが伝わってきていいなぁ、と思うけど。まだ可愛いもんじゃん。こっちは2年前の入れ替え戦の福岡戦のハーフタイムに、コンサドールズがのどかに踊ってたからね。どっちが必死か分かろうというものだ。
発煙筒もサイレンもかわいいもんだとは私も思いますが、
まぁ、浦和サポーターの場合何となく
「イケナイことをやってるオレってカッコいい」という
単なるアピールっぽい印象を受けなくもないですね。
重要な試合ではいつもああいったことやっているのなら別ですが…。
ただし暴力沙汰やらなにやらがあると「スタジアムはやばいところ」という認識を
一般の人たちに植え付けかねません。
欧州や南米のように「日常にサッカーが当然のようにある」ならまだしも、
まだ歴史の浅い日本にはまだ「おらが街チームのためにスタジアムに足を運ぶ」
土壌が出来上がっていません。
そういった土壌を育てなければならないのに、そういった「予備軍及び予備予備軍」に
「サッカーを見に行こう!」と啓蒙しても、「怖そうだから」と
そっぽを向かれてしまったら、サッカー好きとしても非常によろしくない。
今のJチームのサポーターたちって、将来の日本サッカーの「基礎」となる
ある意味で重要な役割を占めている人たちだと思います。
オノレの首を絞めることになるようなことにはなってもらいたくないので、
せめてやっちゃダメといわれていることはやらないでいただきたいなぁ、
というのが私の個人的な考えですね。