: 別の新聞（スポーツ紙）では、「昨年から何度かＨＦＣを通じてお願いしてあるんだけど…」
: みたいなコメントになっいたと思います。
: 多分、言葉尻の捉えかたの問題だとは思うのですが、既存の練習場に「不満を漏らした」とか
: 「コンサドーレ専用に」「行政は配慮してほしい」の部分だけをクローズアップしてしまうと、
: 「行政」の皆さんや「公金の使い途に敏感な」市民の皆様に余計な反感を与えてしまうだけの
: ような気がします。
: 「配慮が足りない」のはマスコミの方かも。

その他には、マスコミは勉強不足ともいえます。

そもそも、サッカーは芝にとっては、大変過酷な使われ方なのです。
スリ切れが芝にとって大敵なのです。
このため、サッカー専用球場では、スリ切れ抵抗性が優れた草種（品種）を導入します。
当方は、厚別の芝地の設計にあたり、この点を重視しました。
このような芝地を造成し、日常的に追い播きや芝の張り替えを行っても、１週間に１回の試合が限度です。

栗山の練習場は見ておりませんが、月寒のほくさんグラウンドはサッカー専用ではなく、しかも週２回以上も使用しており、刈り込み以外の管理（これが重要）はほとんどなされていないようですので、老朽化するのは当然です。

現在、石屋製菓が練習グラウンドを造成中ですが、草種配合の詳細はわかりませんが、以前の新聞記事によりますと、スリ切れに対しては心配が残ります。
サッカー練習は、試合形式で行う練習場と、フィジカル用の練習場を分けたほうがベターです。というより、そうする必要があります。
したがって、石屋製菓の練習場が使用できるようになったといって、他の練習場が不要になるというものではありません。現状の練習状況では、このような使い方をすると１シーズンでかなり痛みが進んでしまいます。

これまでのマスコミのこの点に関する報道はきわめて不充分です。