おっしゃりたいことは分かるんですよ。
私も「J1昇格」の旗印のもとにシーズンを闘うのであれば,
函館開催を「まずはプレシーズンマッチから」というのでも
よかったのではないかなと思わないこともないですが
(私個人は,札幌が見に行ける距離に試合しに来るなら
どんな試合だって見に行きたいと思っていますので),
終わってみて「スタンドがお客さんで埋まった」という結果から見れば,
函館の方々の熱意は伝わってきましたし,
函館開催は概ね成功だったのではないかと思います。
問題は,「試合に負けてしまったから」なんですよね。
その負けた根拠として厚別観戦人さんがおっしゃってるのは,
1.函館で試合をすることに伴う長距離移動による選手への負担
2.選手が千代台のピッチに不慣れであり,ホームの利とは言えなかったこと
の二つだと思います。
1については,札幌は16日に大分で10人で延長戦を戦い,
メンバーが多少変わったとはいえ19日には大阪でJ1チームを相手に闘っています。
毎年この時期は積雪の影響でアウェイが続くことを考えれば,
選手たちの疲労はピークに達しているのは間違いないでしょう。
たらればの話はナンセンスと承知で書きますが,
今回の試合はたとえ厚別で行われたとしても,結果が変わったかどうかは疑問です。
2についてはおそらく全員の選手が千代台で試合をするのが初めてであることを考えれば,
ピッチ状態の影響は少なからずあったかもしれません。
しかし,千代台が初めてという点では山形も条件は一緒ではないでしょうか。
函館開催の影響は無関係である,とまでは言えませんけど,
敗因のすべてが函館開催にあるとも言えないと思いますよ。