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  • Subject: Re: コンサを取り巻く環境について
  • From: Tacu
  • Date: 1999年12月10日 23:47:06
  • Reply-to: Re: コンサを取り巻く環境について By 河内りえ


    <↑省略しました↑>


    : それはそれ。理解することと、税金出すことは別次元の話。人それぞれの趣向を理解してるとかしてないとかの話じゃなくて、理解・尊重はしてるんですよ。でも、個人個人の娯楽に税金は出せないって、税金投入に反対する人は云ってるの。根づかなければ文化じゃないの。根づくって、「それ」を趣向している人口の大小ではないよ。「それ」を趣向する人間が例え少数でも、「それ」に興味のない人も、それを文化だと認識してるものが文化であって、大金食うってみんなわかっているけど、興味はなくともクラシックのホールや造形芸術はみんなが文化だと認識できてるでしょう?

    100年かけてクラブ・スポーツというものを文化にしよう、というのがJリーグの理念だった気がします。つまり、大衆に「スポーツは文化だ」、と認識させる役割を持つのがJリーグのクラブチーム、ということでしょう。
    というわけで、コンサドーレは、まだ"文化"ではないのは当然なこと。


    : 税金投入肯定派の皆さんがよく根拠に使われる都市景観賞の話だって、思惑含みの施策で選ばれた都市景観賞なんて、何の根拠にもならないですよ。

    これは、おっしゃるとおりですね。騒音で大通公園周辺を悩ませるよさこいも都市景観賞ですし。


    : 200万都市で平均11,000人そこそこしか人が集まらないでしょ。コンサのホームゲームの同じ日に、丸山球場で巨人-阪神戦やってどっちが人集まると思う?数ではないって書いたけど、スポーツ文化と仰るなら、大衆はどっちを支持するのかな。

    でも、一万人を集める、というのは大変なことですよ。
    (テレビ観戦の人も含めて)全道で毎回数十万の人が一喜一憂するイヴェントって、そんなにないですよね。少なくても、自治体が1億円をかけて一万人単位の観客を動員するイヴェントはなかなか出来ないでしょう。


    : 北海道のスポーツで、浮かぶのは原田とか清水だよね。少なくとも、本州にいる大学時代の友達に聞くとそうゆう答えだし、あたしもそう思う。コンサとどっちが「スポーツ文化」として認知されてる?何でサッカーを文化文化ってのたまって税金くれくれ云うのかな。

    原田雅彦選手が文化ですか・・・
    (ある意味当たっているかも)


    : 文化だから税金くれくれ云う理屈もオカシイって。

    ごもっとも。


    : プロだから税金くれ?プロならプロらしく税金に頼ることの方がオカシイっての。

    この理屈はおかしい。
    別にプロだからといって税金に頼っても、"住民が納得すれば"全然O.K.だと思います。
    実際、モンテ山形は自治体に頼っているチームらしいです(税金が使われているかどうかは知りませんが)。

    問題なのは、税金が投入された会社の運営状態。


    : コンサさえあれば北海道のサッカー文化は成り立つらしいから、HFCは潰れてもいいわけですよね。ホームタウン制でいうのなら、HFCは潰れてもクラブチームのコンサは札幌に残るんだから別にいいじゃないの。リーグや選手のレベルはともかくとしてね。リーグや選手のレベルを維持させる、運営会社を維持させるために税金投入されるんなら、そこに文化ってあるんだろうかね。教えてよ。

    私は、札幌市は、「コンサドーレに1億円の投資の価値がある」から税金を投入しているのだと思います。理由は上で述べたように、毎試合1万人以上の人を動かすことが出来るから。特別、文化事業、というような気がしません。



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