一部の報道機関で放映されたようですが、今回から株主総会へ出席しましたので、
支障の無い(と思われる)範囲で報告いたします。
日時・会場:3月21日、14時~14時45分(札幌市内某所)
委任状を含め、169件、36353株の参加がありました。
●報告事項:
現在、株主数は232件、49853株です(1月18日に5000株を増資したので)。
サポーターズ持株会は19.7%に当たります(手計算なので、多少の誤差はご勘弁を)。
質疑応答:持株会の伊藤理事長から3点の質疑がありました。
1.今回の増資(5千口=2億5千万円)及び、今後予定されている1212口の
増資の使途について。
→選手補強に大部分を使う。 レンタル選手の完全移籍や、年俸のベースアップ、
(好ましい事態ではないが)年度途中での補強費として準備する。
2.次年度以降の資金確保の方策について。
→2002年以降は不安な面もあるが、安易な増資は避けたい。
入場者収入、スポンサー収入の増大、行政からの補助を計る。
3.開かれたクラブになるための情報公開について。
→持ち株会が筆頭株主になったこともあり、情報が市民に開かれるよう、
報道、インターネットなどを活用していきたい。
●審議事項:
1.未処理損失
収入=14億4千万円、費用=17億2千万円、営業外収入=2億8千3百万円。
昨年度は7千5百万円ほどの黒字になったので、累積損益残高は-28億8千7百万円。
これは、そのまま次年度へ繰り越す。
2.今年度の取締役14名及び監査役役員が承認されました(敬称略)。
【相談役】:堂垣内 尚弘(北海道体育協会・名誉会長)
【取締役】:
社長:田中 良明(札幌リゾート・社長)
副社長:石水 勲(石屋製菓・社長)
専務:山田 政光(札幌市スポーツまちづくり推進室・部長)
常務:門脇 徹(営業本部長<日本航空)
常務:鈴木 善一(事業本部長<丸井今井)
小山 哲司(運営本部長)
堀北 朋雄(札幌商工会議所・専務)
枝元 賢造(サッポロビール・相談役)
金井 英明(其水堂金井印刷・社長)
田村 泰章(北海道新聞・常務)
児玉 芳明(持株会・副理事長)
橋本 毅(日本青年会議所北海道地区協議会・会長)
中田 隆博(札幌青年会議所・理事長)
大高 絹代(札幌市女性団体連絡協議会・理事)
【常勤監査役】:佐藤 良雄(キャリアバンク・社長)
監査役:大谷 喜一(アインファーマシーズ・取締役)
監査役:中田 和子(札幌市女性団体連絡協議会・会長)
※持株会が筆頭株主になったことを受けて、持株会の役員1名が取締役に加わりました。
3.1月18日に組み入れられなかった積み残し増資分:1212株(6千6十万円)を増資する。
これで、持株会の持ち分は、23.5%に増えます。
4.新年度計画:
・スポンサー収入は5億円(70社)を予定: 昨年度は64社(3億3千万円)。
・サポート-シップ・スポンサーは150社を予定: 昨年度は97社。
・ドーム効果で入場者数は増加する見込みで、入場者単価は1929円を見込む。
・2年連続の黒字決算をめざす(5百万円程度)。
・ツアーやパック観戦者を増やす。
・ユースチームが固定的に使える練習場の確保をめざし、トップ・ユースの一貫指導をめざす。
5.今後の方針:
・ファンクラブ会員を1万人へ増やす(現在は8千名ほど)。
・オフィシャルホームページを充実し、情報の公開に努める。
・後援会の収入を確保する( LAWSON の ロッピー端末からの入会手続きを可能にする)。
・2002年W杯に向けて、CVSの組織を強化する。
・Jリーグの「ネクスト10プロジェクト」に関連して、Jリーグ当局と協議する。
・ファンクラブや持株会の会員特典を見直して、収入増を計る(単価の増大)。
※それぞれの項目については、詳しくはお答えできません。