オーソドックスな布陣にちょっとスパイスを振りかけて

投稿者: kazu12



formation021
1.DFラインにはラインとしてのバランスを
最近はちょっと1対1に甘さが感じられる健作ですが、
守備範囲が広いので、左ウイングの守備負担の軽減をねらい左ストッパーへ。
いま現在、札幌で(様々なスペクタクルを演出してくれるが)
ラインコントロールができるのは古川しかいなく、自動的に彼が入る。
本来なら吉川がいるべきポジションなのですが、
出場機会が少なすぎて安心できないため、
来季はJ2へレンタル修行に出すのも手かもしれません。
(吉川は、個人的には非常に期待しているんですけど……)
そして右ストッパーには最近DFとしての評価が高い曽田を起用したい。
札幌のDFの最大の問題点は高さに弱いこと。
昨季までは森秀昭が一手に請け負っていたため彼が出場できない今、
高さにそして1対1にも強い(ことがわかった)曽田に託すのがいいかと。
あと、森が復帰してきたら、柏のような高さのあるチームには、
左から 曽田・古川・森 と3枚並べるようなオプションも期待できそう。
その際以外とセンタリングの精度が高い健作を左ウイングへの起用もできる。
2.中盤の底の守備を安定させよう
札幌の失点の多さは、中盤の底での守備の甘さが要因の一つと考えられます。
最近は今野がDFラインでの起用が多くなっていますが、
曽田がストッパーとしての起用に目処がたったいま、
やはり今野は本職のボランチにで起用してあげたい。
昨季2nd_stage 前半(あの清水戦を含む)では、
ビジュと組んでいたので、コンビネーションにも問題ない……はず。

3.中盤の3枚は3選手の特徴を踏まえて
左右のウイングには攻守のバランスに長けている選手をと考え、
左には実績もある山瀬と、右には本職の森下を置き、
中央にはFWとしては正直限界が見えるが、
キープ力とパスセンスはまだまだ使えるので小倉を置きたい。
ただ、小倉は(ついでにいうと平間も)前線での守備をほとんどしない、
正直札幌ではそういう選手はピッチに立ってもらっては困る。
(ほかの選手(ビジュはいいとして、山瀬・今野・森下)への負担が激増する。)
小倉が今までの考えを変えないなら、
「できない」けど「しよう」という気持ちがつたわる和波の方がまだましで、
山瀬を中央に置き、左ウイングに和波を起用したい。(当然小倉はベンチ)

4.FWの絶対的なコマ不足はどう克服するべきか
札幌の場合昨季は 播戸&ウィル のコンビネーションで結果を出していたが、
2人とも今は移籍してしまった。おそらく昨季のJ1では、もっとも
コンビネーションがいいツートップだったと言っても過言ではないでしょう。
それも実はMFより後ろの選手の果敢なる守備がベースにあるわけです。
また、播戸も前線での守備を怠らずにやっていました、
その播戸の犠牲がウィルを攻撃へ集中させ得点王に導いたと考えています。
いま播戸の役ができるFWは正直言って岳也しかいないんじゃないかなと思う。
そしてその相棒はと考えると、スピードの小島といやらしさの新居。
一応、スピードと実績(札幌ではあまり意味を持たなが)で小島とした。

サブ/ GK:藤ヶ谷 DF:吉川 MF:和波 酒井 FW:新居

<交代編>
1.相手の選手に疲労を感じられるとき
out:ビジュ 小倉 → in:和波 酒井 で1ボランチに、または、
out:森下 小倉 → in:和波 酒井 でダブルボランチのまま
両ウイングにスピード系を同時投入し、サイドから相手DFラインの裏を突く。
さらに、out:堀井 → in:吉川 で曽田を前線に上げると効果的かなと思う。
ただ、これを使える状況には滅多にお目にかかれないと思うので、
はっきり言って、ギャンブル的交代術。

2.オーソドックスに考える選手投入法
吉川投入は 〜 ・DFに疲労等 ・曽田を前線に上げたいとき
和波投入は 〜 ・山瀬を中央にしたいとき ・相手左サイドを突きたいとき
酒井投入は 〜 ・ボランチに疲労等 ・3トップ気味にしたいとき
新居投入は 〜 ・FWに疲労等 ・流れを変えたいとき