税金の導入に関して皆さん賛否両論があることは当たり前のことですね。
それについて建設的な討論は大いに結構ぢゃ無いでしょうか。
さて、HFCの経営者からの立場で言えば、自分の会社が潰れようとしている
時に綺麗事など言っていられない状況でしょう。自分の城を守るためにはどんな
手段でも講じる。それが現実じゃないでしょうか。その手段が「税金」であったと
しても、企業活動として市議会、道議会を動かしその結果として我々住民が選んだ
議会において「出す!」と言う結論になれば大手を振って借りて結構です。
ただ「くれ」といって出してもらえるほど甘くは無いでしょう。そこにたどり着く
までにはそれなりにきつい手続きを踏んでのことでしょうから、それは「企業努力」
と認めたい。
さて、ここまで少なからず皮肉を込めて最大現の弁護をすればHFCの皆さんは
気づいてくれますか。企業活動と言ったってサポーターの熱烈な支援があってこそ
成り立った企業活動ですよね。コンサドーレが「道内」で社会的にそれなりの認知
を受けているのはみんなサポーターの熱い心のおかげ(断言)ですよね。それに
どれだけ甘えれば気が済むのでしょうか? 経営者として恥ずかしい気持ちで一杯
でしょうね。銀行への公的資金導入時は悪かった経営陣がそれなりの処遇を受けて
いますね。心中お察し申し上げます。
本当に自分の城を守る事は大変なことですね。どうか自浄努力を常に怠らず、健全
経営に向けて最大限に益々の努力をお願いします。
以前、「北海道はサッカーどころではない」「コンサはおらが町のチームと思えない」というような言葉が書き込まれていました。これには、反発してしまいます。
北海道は、一般にウィンタースポーツのメッカだと認識されています。では、アイスホッケーの観客はどうしてあんなに少ないんですか?ジャンプだって今ではオリンピックの活躍もあって観客も来るようになりましたが、結構悲惨でしたよ。それに比べれば、コンサもサポーターもよくやっていると思いますよ。なんだかんだ言って約一万人の人が集まり、サポーターでもない普通の人でも勝敗などを話題にするだけでも、他の競技にしてみれば羨ましいし、凄いことだとなんです。コンサは、サッカーを身近に感じさせるということでは貢献したと思います。
日本のスポーツは、企業におんぶに抱っこで育ってきました。だから企業の思惑に振り回され、多くの企業チームが、不況を理由に部の規模縮小や統廃合の憂き目に遭っているのです。それに対して、クラブチームは、一企業に縛られていません。だからこそ地域に密着しなければ存在できないと思います。しかし、税金をあてにしていては、自治体に見捨てられるのも時間の問題ではないのしょうか。札幌市長は『2002年日韓W杯が札幌でも行われる。せめてそれまでは支援したい』と発言したんですよ。ウラを返せばW杯後は札幌を見捨てるということです。
Jリーグ人気復興の切り札といわれているサッカーくじは、年間売り上げを1600億~2200億円と試算しているが、当初から19歳未満の販売が禁止され、昨年11月にはコンビニでの販売も禁止されたことで、今では『売り上げは50億円前後』と話しもあります。Jリーグには、1部16チームの中で9チームが累積損失を抱え、鹿島、平塚、磐田、京都、神戸の5チームは債務超過となっている。いつ“倒産”しても不思議でないチームがゴロゴロしています。サッカーくじの収益分配金をあてにしようもなんて甘い考えはできないのです。HFCは、存続のために第三セクター化も含めてきちんとして欲しいものです。