ちょっと、日がないですが、鳥栖問題に関するトークライブの
案内が手に入りましたので、転載します。
今年Jに昇格できなければ、コンサも鳥栖の二の舞になるかもしれないと
いわれている今、鳥栖の様子を知っておくことは、大事な事だと思います。
お近くの人は参考にして下さい。
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この度「サポティスタ日本」(ビラまきサポーターの浜村真也君が中心となって活動
している団体)が定期的に開催しているサッカートークライブで、遂に「鳥栖問題」が
取り上げられる事になりました。
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「地域密着」-Jリーグの掲げる理由が、5年間の短い歴史の中で、どれだけ根付い
てきたのか如実に試される事になったのが、昨年末の「鳥栖」の事態であった。
11月の天皇杯敗北後、チームはオフに入り一時解散した。その際選手に対して、こ
の後チームの状態がどうなるかの説明はなく、「とりあえず1月8日が来たら練習始め
といて」という指示があっただけだという。そして解散か存続かに揺れ動く中迎えた1
月8日。集まったのは8人の選手とわずかにトレーナー1名のみだったという。
給料は10月分から未払いで選手の財布は火の車。練習場の行き帰りの交通費にも事
欠く状態の折、送り迎えのバスを無償で貸してくれた人、明日の回転資金がないという
状態でカンパを差し入れてくれた地元住民、弁当など現物の差し入れ等、Jリーグが手
を差し伸べるまでりーのどん底の日々が乗り越えられたからこそ、今日の「鳥栖が存
在するのだ。
川淵チェアマンの「5万数千名の署名が効いた」発言が、サッカーファンの間に最も
印象づけられている「鳥栖」が残った理由ではないだろうか。勿論、それもあったであ
ろう。が署名だけでチームが残ったはずはない。クラブを愛する名も知れぬ人々の精一
杯のサポートがどんなものだったのかについての情報が少なすぎるのではないだろうか。
今回のトークライブでは、そのような事情を最も知る立場にあった、地元佐賀新聞社
で「鳥栖」をずっと追いかけていた宮崎和彦記者たチームの側から元「鳥栖フューチャ
ーズ」管理部長として、存続のため東奔西走された高橋寿夫氏にご出演いただき、語ら
れざる「鳥栖」救済のドラマを聞くことのできる場を用意した。
現在、鳥栖よりも大きな赤字を抱えるクラブは5本の指では足りない状態です。巷で
は「仙台が危ない」「清水が危ない」といった噂がとびかっています。今回「鳥栖」に
ふりかかった事態は第一波にすぎません。今年の冬には更に多くのJクラブの足元が大
きな波に揺さぶられる事でしょう。明日は我が身なのかもしれません。
地に足のついた議論をするためには「理念」「観念」でしか知らない「地域密着」を、
我々大都市のサポーターも知る必要があるのではないでしょうか。
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日 時:平成9年6月30日(月)19時~23時
場 所:新宿ロフトプラスワン
東京都新宿区富久町16-11武蔵屋スカイビル1F
(地下鉄丸の内線「新宿御苑前」4分、JR新宿東口12分、靖国通り沿い)
03-3357-1676
入場料:無料(但し、チャージ400円とワンドリンクオーダー要)
問い合わせ先:「サポティスタ日本」
03-3685-1524(浜村)
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ご興味のある方は是非行かれてみてはいかがでしょうか。