コンサデモバイルについて
コンサデコンサのサイトには、かつて携帯電話専用ページである「コンサデモバイル(CONSAdeMOBILE)」がありました。現在のスマートフォンはPCと同じような感じでサイトを見ることができますが、当時の携帯電話ではPC用のサイトを見ることができませんでした。
携帯向けサイトを最初に公開したときは、携帯電話専用のHTML言語(携帯電話専用のHTMLであるCHTML(CompactHTML)など)で記述しなくてはならず、さらにこのHTMLには機種依存(携帯会社ごとに異なる)がありましたので、それぞれに対応したサイトを作る必要がありました。
携帯電話の回線は細く、画面は小さく、モノクロ表示でしたので、PC用とは別に携帯電話専用のページが必要でした。
限られた携帯電話の機能の中で表示できるよう専用コンテンツを用意していました。
当時のメニューはこんな感じ。
コンサデモバイルの変遷(コンテンツヒストリー)
コンサデコンサのモバイル端末向けコンテンツの変遷。
1999年
・NTTの携帯電話に「iモード」登場。これにより、携帯電話からウェブサイトアクセスが可能に。
2000年
・携帯電話用のホームページとして、「コンサデアイ(i-MODE用)」「コンサデジェイ(J-PHONE用)」を設置しました。この頃の携帯電話は、PC向けHTMLに対応しておらず、携帯電話会社ごとの専用HTMLでホームページを記述する必要がありました。
2002年
・「コンサデアイ(i-MODE用)」「コンサデジェイ(J-Sky用)」を統合して「コンサデモバイル」を設置しました。
・この頃は、携帯電話もPC向けの普通のHTMLに対応してきたため、機種依存がなくなりサイトの統合が可能となりました。i-MODE、J-Skyに対応していた他に、EZwebも一部機種で閲覧できました。ただし、通常コンテンツは量も多く重たいので軽量なサイトを用意する必要がありました。
2007年
・iPhone登場。PC向けのブラウザと同等機能のものが搭載されたスマホ時代の到来。
2009年
・「コンサデモバイル」の運営を終了しました。
2010年
・コンサデコンサのシステムをWordPressに変更。
・WordPressのプラグインなどを使うことで、通常コンテンツをスマホ向け・携帯電話向けに表示させることもできるようになり、専用サイトを使用することなく、PC向け・スマホ向け・携帯電話向けサイトとなりました。
・WordPressテーマを「Arthemia」に変更。11代目のデザインとなります。「Arthemia」は、スマホに対応したレスポンシブデザインのテーマです。レスポンシブデザインは、画面の大きなPC向けと、画面の小さなスマホで自動に表示スタイルを変えてくれるデザインのことです。
[「Arthemia」をレスポンシブデザインでPC向けに表示した場合]
[「Arthemia」をレスポンシブデザインでスマホ向けに表示した場合]
・「Ktai Style」という携帯電話用プラグインを用いることによって、コンサデコンサの通常コンテンツを携帯電話用に表示、閲覧することが可能に。
[Ktai Styleによる表示した場合]
・スマホ向けには、「WPtouch」というプラグインを使用。「Arthemia」は、スマホに対応したレスポンシブデザインのテーマでしたが、「WPtouch」によるスマホ表示のほうがシンプルで見やすい表示になるので、スマホ向けには「WPtouch」を使用。
[wpTouchによる表示した場合]
2013年
・コンサデコンサのWordPressテーマを「TwentyFourteen」に変更。12代目のデザインとなります。「TwentyFourteen」も、スマホに対応したレスポンシブデザインのテーマです。
2015年
・「Ktai Style」プラグインによる携帯電話用表示を終了。
・「WPtouch」プラグインによるスマホ向け表示を終了。「TwentyFourteen」の機能によるスマホ対応となりました。
・コンサデコンサは、PC向け・スマホ向けサイトとなり、携帯電話向けサービスは終了しました。
運用状況
コンサデモバイル
- コンサデモバイルは運営を終了しました。
関連目録
話題記事リスト(コンシェルジュより)
コンサデモバイルの話題など。