意味
サッカーの試合は審判がさばきます。実際の試合では複数の審判(オフィシャル)によりジャッジされます。それぞれの審判の働きと名称を概説します。
主審(しゅしん):レフェリーと呼ばれ、ピッチ上に一人、試合をコントロールしている審判のことです。試合では主審の判断が絶対で、例え、副審がオフサイドの旗を揚げても、主審がそうではないと判断したら、それはオフサイドではありません。これは、副審がファールがあったと判断して旗を揚げてアピールするときも同様で、主審がファウルではないと判断したら、ファウルはとられません。副審はあくまで、主審の補佐役ですので、主審が笛を吹くまでは、副審がどのようなジャッジをしていてもそれはオフサイドでもないし、ファウルでもないのです。
副審(ふくしん):試合では、二人の副審がおり、ピッチライン際にいてオフサイドを判定したり、主審を補佐する働きをしています。昔はラインズマン(線審)と呼ばれていましたが、女性審判の登場で不適切という意見があがったため(というのが一番大きな理由だったと思う)、最近ではアシスタントレフェリー(副審)と呼ばれるようになりました。
第4の審判員:大きな大会などの公式戦では、上記三人の審判の他に、第4の審判員(4thオフィシャル)がいます。日本サッカー協会のQ&Aでは、「予備審」とは表記しないことになっています。主審を援助し、選手交代の段取りをしたり、ロスタイムの表示などを行います。3名の審判員いずれかが任務遂行不可となったときにその代わりを務めます。