オフィシャルサポーターズクラブ：CSレキシコン

この記事の目次

オフィシャルサポーターズクラブとは？

オフィシャルサポーターズクラブ（ＯＳＣ）とは、公式に認められたサポーターのグループのこと。ファンクラブに入会したコンササポはグループを結成することができ、申請するとオフィシャルサポーターズクラブとして認められます。毎年発行されるコンサドーレガイドブックに掲載されるなどいくつかの特典があります。
現在では、大小混ぜて百ほどのＯＳＣがありますが、各ＯＳＣの形態や目的は様々です。もちろん、スタジアムで応援しているクラブもあれば、職場の仲間で結成したもの、情報交換が目的のものなど、様々なものがあります。
ＯＳＣを結成すると、翌年の北海道コンサドーレ札幌オフィシャルガイドブック（年一回発行）にＯＳＣ名が掲載されます。

北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルサポーターズクラブ制度は、コンサドーレが札幌に来た最初の年、1996年4月にクラブ主催の公式ファンクラブ発足と同時にできました。当時の登録ルールは現在と若干違い、ＯＳＣ登録にはメンバーが５人以上必要でした。その中の３人が、代表者、事務局長、応援団長になるのは現在と同じです。
ちなみに、初年度（96年度）に登録されたＯＳＣの数は、23団体ですが、一番最初に登録されたＯＳＣは『muse』です。記録上、このＯＳＣが第１号になります。『muse』は、コンサドーレマガジンやイヤーブックを制作している札幌の出版社「イエローページ」の社員が中心になって結成したＯＳＣです。
コンサドーレのＯＳＣ制度は、もともと浦和レッズに見られるようなＯＳＣ制度を、見本にして作られたと聞きます。実際には、浦和のＯＳＣと、札幌のＯＳＣはいろいろと内容が違うのですが、サポーター同士が集まって作ったグループを応援しようという意図を込めて作られました。
最初、５人以上のメンバーが必要だったＯＳＣですが、翌年の1997年に改正され、３人以上でＯＫになりました。

年度	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002
OSC数	14	62	70	90	105	111	116
人数	250	659	737	897	930	887	1057

サポーターの考えや意見を聞きたいと考えたHFCは、ある程度意見がまとまるＯＳＣの意見や考えを、定期的に聞く場を設けていました。これがHFCが定期的に開催しているＯＳＣ代表者会議のことで、コンサ一年目の1996年12月5日に、第１回のＯＳＣ代表者会議が開かれました。この会議は、各ＯＳＣからの代表者が一同に集まり、ＨＦＣの説明や考え・報告を聞いたり、ＯＳＣの考えや意見、質問をする場となっています。その後、年数回定期的に開催されてきましたが、最近ではこのＯＳＣ代表者会議は開かれなくなりました。
ＯＳＣは、コンサを応援するグループを支援するための制度ですが、応援グループを結成してもＯＳＣに登録しないで活動している人達も多くいます。また、あるＯＳＣのメンバーでありながら、さらに違った目的で結成されるようなＯＳＣの枠を越えた超ＯＳＣグループがあったりします。