ドーレくんとは?
ドーレくんとは、コンサドーレ札幌のマスコットの名前です。北海道コンサドーレ札幌のマスコットはシマフクロウです。クラブ創設二年目の1997年に誕生しました。ドーレくんの名前は、一般公募で募集され決められました。正確なデザインは、北海道コンサドーレ札幌公式ホームページ内の『チームデザイン』に掲載されていますので、そちらでご確認下さい。
シマフクロウの鋭く大きな目は「知性と想像力」を、白い体は「フェアプレー」を、たくましい体は「重厚感」を表しています。デザインは腰に手(羽根)をあてた立ち姿で、ちょっと右向きの斜に構えた格好のりりしい姿で、赤を基調に袖や衿の部分に灰青色(ダークブルーグレー)を配したシャツを着ています。胸には、Consadole Sapporo のイニシャルCSの文字が入っています。
当初は、ドーレくんのデザイン画は全部で五種類でしたが、今ではいろいろ増えています。最初のドーレくんのデザイン画は、立ち姿のドーレくん、ドリブルするドーレくん、スローインをするドーレくん、シュートするドーレくん、ボールを持ったドーレくんの五種類でした。今では、LINEのスタンプなんかもあったりします。
二年目(97年)からのコンサドーレ札幌は、このシマフクロウのマスコットを前面に出していました。シマフクロウをデザインしたエンブレムが作られたのも97年です。ユニフォームの左胸やチームフラッグの中央にあるあのエンブレムです。チームフラッグが、それまでの赤黒のフラッグから、このエンブレムを中央に配した今のデザインのものに変わったのもこの97年です。また、いろんなオリジナルグッズに、ドーレ君がレイアウトされたものが発売されました。スポンサー企業には、このドーレ君などの使用権が与えられています。
ドーレくんは、いろんなことができます。
コンサドーレのホームゲームではかならずスタジアムに登場し、その華麗なダンスをドールズと一緒に披露してくれます。また、いろんなイベントに登場してくれます。
春からは、札幌近隣の幼稚園・保育園訪問を訪問したり、12月のクリスマスシーズンには、サンタ隊として福祉施設を訪問したりと、ボランティア活動も、毎年行っています。
キッズドーレくんとは?
キッズドーレくんとは、2002年に登場した新キャラデザインです。この新キャラは、ドーレくんの子供時代の姿ということで、でっかい目に二頭身の体型、赤黒縦縞の前掛けとおむつをしています。あくまで、子供時代のドーレくんという位置づけで、ドーレくんの家族が増えたわけではありません。
このキャラクターをデザインしたグッズは、オフィシャルグッズショップなどで購入できました。
なお、このキャラクターの着ぐるみはまだ登場していません。
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シマフクロウあれこれ
コンサドーレ札幌を象徴するマスコットにシマフクロウが選ばれたのは、シマフクロウが北海道を象徴する生き物のひとつだからです。一般に北海道をイメージする生き物は、ヒグマや道産子、北キツネ、ツルやワシ、シャケやカニなどがあげられますが、シマフクロウもこの北海道を象徴する生き物の一つです。
このシマフクロウは日本では北海道にのみ生息しており、体長約70cm、翼を広げると180cmにも達する世界最大級のふくろうです。ボ~ボ~~というこもったような太い声で鳴き、厳しい冬に耐えるため羽はふかふかしています。アイヌの人たちは、このフクロウをカムイチカプ(神の鳥)、モシリコトロカムイ(大地の神)、コタンコロカムイ(村の守り神)などとよんで崇拝していました。ちなみに外国では、フクロウはその哲人じみた風貌から知性の象徴とするところが多いです。
道内のシマフクロウは自然開発に伴いその数を次第に減らし、1971年には国の天然記念物に指定されました。現在では道内に100羽前後が生息しているにすぎず、保護活動や運動が行われています。
シマフクロウのシマは、縞模様ののシマではなく、島のシマから来ています。すなわち、北海道という島に住むフクロウというわけです。英名は、Blakiston’s Fish Owl です。こちらは、昔北海道の生物や動物の研究をおこなったBlakiston博士の名前を冠したものとなっています。
ドーレくんスナップ
正面 | 正面 |
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背面 | 側面 |
ドーレくん基本データ
- 誕生日:1997年5月4日(JFL第3節対NTT関東戦in室蘭入江競技場)
- 身長:190cm
- 体重:80kg
- 背番号:CS
- ポジション:ゴールキーパー
関連リンク
関連外部サイト
- ドーレくんのブログ – コンサドーレ札幌公式ブログ
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