コンサにとっては二年ぶりの新人となった佐賀一平選手。静岡の方から、佐賀選手の写真をいただきましたので、彼の略歴と一緒に紹介ましょう。
佐賀一平データ:
1980年5月20日、北海道札幌市生まれ。4才のときからサッカーをはじめ、札幌市立西岡北小-札幌市立羊ヶ丘中-静岡県藤枝東高と進む。小6で北海道選抜、中1でU-12日本代表、中3でU-15日本代表候補、高2、高3で静岡県選抜入りした。168cm、65kg。左利きの攻撃的MF。豊富な運動量で動きまわり、攻撃に貢献。特にスルーパスは絶妙で評価が高い。
磐田の中山雅史選手の母校でもある静岡・藤枝東高。藤色のユニフォームが有名な同校で10番を任された佐賀選手。静岡にサッカー留学した生っ粋の道産子である。サッカーが大好きで、“サッカーをやるならサッカー王国の静岡しかない”と決意したのが、北海道選抜にも選ばれた小6の時。この後、静岡の強豪校東海第一中を受験するが失敗。地元の強豪校、札幌・羊ヶ丘中に入学。三年後、再び静岡に挑戦。様々な強豪校の練習に参加し、チームの雰囲気が良かったという理由で、藤枝東を選択。
高校に入ってからも順調に実力を伸ばし、高2で静岡県選抜に選出され、国体メンバーにも選ばれた。ちなみに、高2のとき、佐賀選手が選ばれた静岡県選抜には、当時高3だった小野伸二(浦和)、高原直泰(磐田)、南雄太(柏)とそうそうたるメンバーが名を連ねていた。高2の時、冬の全国高校選手権でベスト4。高3になってからは、ユース選手権優勝。最後の冬は、残念ながら静岡県予選大会準決勝で清水商業に敗れてしまった。その後、11/11にコンサドーレ札幌と仮契約したのは、「ニュースのページ」で紹介したとおり。11/12-13とコンサドーレの練習にチームメイトの河村優選手(FW)と一緒に参加。ちなみに河村選手にも、コンサドーレはオファーを出している。河村選手には、札幌、浦和、福岡がオファーを出している。
札幌はより地元色を出すために、北海道出身あるいはゆかりのある選手を獲得できる機会があれば、獲得した方がいい。もちろん、実力がともなわなわなければいけないだが。佐賀選手は静岡でも注目されている実力のある選手であるが、何にもまして、3年後に完成するコンサドーレのホームスタジアム“札幌ドーム”の建つ羊ヶ丘界隈の出身という点が気に入った(^^)。
佐賀一平選手
名門藤枝東の10番!!
(写真提供:たかさん)