第86回天皇杯全日本サッカー選手権で、準決勝まで勝ち進んだコンサドーレ札幌は、この日、静岡スタジアムで開催されたガンバ大阪との試合に臨んだ。
コンサドーレ札幌にとって、天皇杯準決勝進出は初。J2勢の準決勝進出は第81回大会の川崎フロンターレ以来。
試合は、J2の札幌が、遠慮無しにJ1のG大阪に仕掛ける展開に。しかしながら、その前掛かりになったところを狙われ、カウンター一発にやられ、先制点はG大阪に入る。0-1。前半は、このまま終了。
後半に入り、追いつきたい札幌に対し、突き放したいG大阪。そんな中で、追加点はG大阪に入る。これで、0-2。それでも、あきらめずに攻勢に出る札幌は、54分に相川進也選手が砂川誠選手のクロスに反応し、追撃ののろしを上げる一発をゴールに突き刺す。1-2。
しかし、札幌の反撃もここまで。必死に食い下がるものの、追いつくことが出来ずゲーム終了。第86回大会での札幌の快進撃もここまでとなった。
それでも、これまでで最高位のベスト4。胸をはって良い成績をあげた天皇杯であった。