10/27第30節の試合をもって、96年JFLの全日程が終了した。この結果、本田技研浜松が優勝、ヴィッセル神戸は2位で来期Jに昇格が決まった。この日、コンサドーレ札幌はホームスタジアムである札幌厚別競技場で富士通川崎と最終戦を戦った。来シーズンからプロ化を表明している富士通川崎は札幌にとってライバルになることが予想されるだけに負けられないところ。スコアは1-0で勝ち、札幌は今期JFL5位でシーズンを終えた。残念ながらJ昇格はならなかったが、北海道にできた初めてのプロスポーツチームは、きっと道民たちの心に大切な物を植えつけてくれただろう。
試合終了後、同スタジアムでファン感謝デーが行われた。ファン投票で選ばれた年間MVPはペレイラ選手、ベストゴール賞は川合孝治選手、ハッスル賞は加藤剛選手が受賞した。他にもPKゲーム、ウルトラクイズ等が行われ、選手、サポーターみんなで楽しんだ。
来月には天皇杯決勝大会が、来年春にはナビスコカップも予定されている。コンサドーレ札幌のさらなる頑張りに期待したい。