山瀬功治選手が浦和レッズに移籍

この日、HFCから山瀬功治選手(MF)が浦和レッズに完全移籍することが発表され、記者会見が行われた。山瀬選手はコンサドーレ札幌の強化指定選手から入団した初の選手。攻撃的MFの選手で、デビューはルーキー年の00年の札幌開幕戦となった湘南ベルマーレ戦(J2-10節)。後半途中出場するとVゴールを決める活躍。翌01年にはレギュラーの座をがっちり確保。その年のJリーグ新人王にも選ばれた。今期は名実ともにクラブの顔として活躍が期待されたが、8月に靱帯断裂の大怪我をし現在療養中。

クラブでの活躍とともに、ユース世代の代表の中心選手として順調にステップアップ。各世代で代表に選ばれ、国際大会に出場した。クラブ側は来期の中心戦力として更改交渉にのぞんでいたが、J1チームからの獲得オファーと本人の希望を鑑みて、今回の移籍劇となった。更なる飛躍を祈りたい。

山瀬功治(やませこうじ):1981年9月22日生。身長/体重:173cm/70kg。出身:北海道札幌市。経歴:北海高(97-99)-コンサドーレ札幌(00-02)。代表歴:U-19日本代表アジアユースU-19選手権(イラン)準優勝(2000)、U-20日本代表FIFAワールドユース選手権(アルゼンチン)グループリーグ敗退(2001)、U-21日本代表ツーロン国際大会(フランス)第3位(2002)など

発表された山瀬選手の記者会見コメント:
『この度、浦和レッズへの移籍を決断いたしました。自分自身の気持ちを自分自身の言葉でサポーターの皆さんに伝えたかったので本日会見を設けていただきました。移籍を決断することは、大変悩みました。これからは1人のサッカー選手として高いレベルの中で成長し、チャレンジしていきたいと思い決断しました。サポーターの皆さんには、言葉で言い表せないほどの支えとなっていただきました。それから、“サッカーをする喜び”を教えてくれたのもサポーターの皆さんでした。今後、僕自身がレベルアップし、活躍することが皆さんへの恩返しだと思います。今まで応援していただき、本当にありがとうございました。』

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