山瀬功治・藤ヶ谷陽介選手が参加したアジアユースカップで日本代表ユースが準優勝

この日、イラン・テヘランで開催中のアジアユースカップの決勝戦が行われた。予選グループを2位で勝ち抜け、来年アルゼンチンで行われるワールドユースの出場権を確保した日本代表は、準決勝で中国を倒し、この日のイラクとの決勝戦を迎えた。コンサから山瀬功治(MF)・藤ヶ谷陽介(GK)の両選手が出場している。初戦から先発メンバーに定着した両選手、山瀬選手は三戦連続ゴールを決めるなど大活躍。
この日の決勝戦、守備の乱れから先制点を許す苦しい展開、後半田原選手(鹿児島実高)が同点に追いつくヘディングシュートをきめるが、両チーム決め手無く、延長戦へ。その延長前半終了間際、残念ながらイラクにVゴールを決められ、優勝を逃した。
これで、2大会連続準優勝。残念ながら初優勝はお預けとなった。昨年このチームが発足して以来、前大会のユースチームと比べられてきたチーム。中国の台頭躍進、一方で三大会連続優勝を目指した韓国ユースが予選リーグ敗退でワールドユース出場権を逃すなど、最近のアジアサッカー界には動きが見られる中、“谷間の世代”と呼ばれながら前回と同じ成績を上げられたことは日本サッカー界の底辺の底上げがうまくいっている証拠である。これは何度も言われていることだが、この世代の選手は大きな大会を経験することで飛躍的に伸びることがある。来年のワールドユースでの活躍を期待したい。
今大会ではレギュラーとして活躍したコンサドーレの二人だが、サッカー界の底上げがうまくいっていると言うことは、多くのすばらしい選手たちがしのぎを削っているということで、この二人のワールドユース確約されたわけではない。二人にはこの経験を糧に、ワールドユースに向けてより一層の飛躍を期待したい。
ユースチームは、11/28に帰国する。

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