石崎信弘監督が今季限りで退任

北海道フットボールクラブは、5日、コンサドーレ札幌の石崎信弘監督が今季限りで退任することを発表した。

石崎監督は、コンサドーレ札幌がJ2時代の09年シーズンより監督。3年目の11年にJ2で3位に入りJ1昇格をはたす。今季J1に復帰するも第27節川崎フロンターレ戦に敗れ今季16位以下が確定。来季のJ2降格が決まった。この成績をうけ、今季の契約終了と共に退任することとなった。監督在籍4年は、コンサドーレ札幌の監督では最長在任期間。

石崎信弘(いしざきのぶひろ):生年月日:1958年3月14日、出身地:広島県、選手歴:広島県立広島工業高校ー東京農業大学ー東芝。指導歴:モンテディオ山形 監督(95年-98年)ー大分トリニータ 監督(99年-01年5月)ー川崎フロンターレ 監督(01年7月-03年)ー清水エスパルス ヘッドコーチ(04年)ー清水エスパルス 監督(04年7月)ー東京ヴェルディ1969 コーチ(7月に監督代行)(05年)ー柏レイソル 監督(06年-08年)ーコンサドーレ札幌 監督(09年-12年)ー

発表された石崎監督のコメント:
このクラブで4年間戦ってきましたが、この時点で降格が決まってしまい残念ですし、サポーターの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。この4年間、嬉しいこと、悔しいこといろいろありましたが、心残りはありません。昨シーズンの最終戦で4万人ものサポーターの前でJ1昇格を決めることができたのが一番の思い出です。就任当初は、4年もの長い間指揮を執ることができるとは正直思っていませんでしたが、様々な方の支えでここまでくることができたと思います。この4年間で北海道、札幌が好きになりましたし、本当に北海道に来てよかったと感じています。残りの試合では自分ができる精一杯のことをしていきたいと思います。

発表された矢萩社長のコメント:
来シーズンのJ2降格が確定したことを受け、石崎監督と今後に向けた話し合いを続ける中で、今シーズンの契約満了をもって来季の契約を更新しない旨を伝えました。石崎監督には4シーズンにわたる指揮の中で、J1昇格や若手育成など大きな成果を残していただきました。また、クラブ運営にも全面的に協力いただくなど、そのご尽力に心から感謝いたします。残り7試合、来季につながる指導をお願いしたいと思います。来季の監督につきましてはチーム編成、チーム強化の方向性を考慮しながら人選し、決定次第発表いたします。今シーズン残り7試合及び来シーズンに向け、クラブ一同全力を尽くしてまいりますので、サポーターの皆様、関係者の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

関連外部サイト

サイト内関連記事

記事の共有: