JFL全日程が終了

 この日、全国各地でJFL最終節の試合が行われた。既に、コンサドーレはJ昇格に必要な2位以上を決めているが、残りの注目は、前節までで三位につけている川崎Fが、はたしてJ昇格に必要な二位以内に入れるかどうか。2位の東京ガスは駒場で水戸と、川崎Fは等々力でNTT関東との試合。14:00から同時に始まった試合は、共に90分以内で勝利し順位の入れ換えはなかった。これで、川崎Fは来季再びJ昇格を目指すことになる。他の試合も同時におこなわれ、第6回JFLは全期日程を終了した。
 全日程が終了したことで、バルデス選手の得点王が決まった(記録:40点)。2位のムタイル選手(川崎F)が21点であることを考えると、その活躍ぶりが際だっている。コンサドーレ札幌関連のシーズン記録を見てみると、

  • ホームゲーム連勝記録(15試合):今季の東京ガスと同時記録。これまでの記録は94年のC大阪と藤枝、95年の福岡、96年の神戸の14試合。
  • 最多勝利タイ(26試合):今季26勝4敗でシーズンを終えたコンサドーレは、94年のC大阪が記録した26勝に並んだ。
  • 完封試合タイ(16試合):95年大塚が記録した16試合に並んだ。
  • 観客動員数2位(15万3181人):94年の柏が持つ、18万6109人には及ばなかったが、1試合平均1万人を越えるどうどうの2位を記録。
  • 最短でJ昇格決定(28節):これまでのJ昇格の決定は全て、29節以降。札幌は最短決定記録を更新
  • 最多得点(バルデス:40点):96年ロペス(本田)が記録した36点を更新。40点の大台に載せた。

などがある。

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