各地で9試合が同時開催され、2018年J1リーグ最終節が行われた。
北海道コンサドーレ札幌は、ホーム札幌ドームにてサンフレッチェ広島をむかえての試合。最終節を迎える段階で4位の札幌は、勝ち点2差で2位のサンフレッチェ広島に勝利すれば、逆転でアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏の3位以内に入ることができる。そのためには、最終節、引き分けではだめで勝利が必要。最終決戦となった札幌ドームには、34250人のサポーターが詰めかけた。
試合開始早々、チャナティップ選手、ジェイ選手の得点で2点をリードするも、その後追いつかれてしまう。引き分けでも良い広島に対し、勝利が必要な札幌は攻め上がるも追加点を奪えず。残念なことにこのまま2-2で試合終了となった。
最終節引き分けた札幌は、過去最高順位となる4位でシーズン終了となったものの、3位までに与えられるACL出場権を決めることができなかった。ただし、J1上位3チームの中に天皇杯優勝の可能性を残す鹿島アントラーズが入っているため、鹿島が天皇杯で優勝するとJ1で4位のチームに出場権が与えられる。完全な他力だが、若干の可能性を残している。
試合後は、恒例のホームゲームラストセレモニーが行われた。
コンサドーレ札幌は天皇杯にすでに敗退しているため、今シーズンの公式戦はこの日で終了。オフに入る。
[コンサドーレのJ1リーグ2018シーズン成績]
・4位/18チーム(クラブ最高成績)
・15勝9敗10分(勝ち点55)(クラブ最高成績)
・48得点48失点(得失点差0点)
・クラブ内得点王:(12得点)都倉賢(J1リーグ9位)、(9得点)ジェイ(J1リーグ17位)、(8得点)チャナティップ(J1リーグ21位)
・リーグ戦全試合出場:クソンユン、進藤亮佑(34試合)
・クラブ内最多出場時間ベスト5:進藤亮佑、クソンユン(ともに3060分)、福森晃斗(2790分)、チャナティップ(2639分)、菅大輝(2604分)
[コンサドーレのJ1リーグ2018シーズンのいろんな記録]
(クラブ記録)
・初めて2シーズン連続J1残留を決める
・J1リーグで3連勝(クラブ記録タイ)、2度記録
・J1連続無敗記録更新:11試合(4節から14節)
・J1最高順位更新:4位。
・J1最高勝ち点更新:勝ち点55
・J1最多失点記録タイ:7失点(J1第26節川崎フロンターレ戦)
・最多通算得点記録更新:都倉賢選手(72得点)、これまではバルデス選手の70得点
・日本人選手シーズン最多得点更新:都倉賢選手(12得点)、これまで吉原宏太選手の11得点
(Jリーグ記録)
・ペトロヴィッチ監督がJ1外国人監督最多勝記録を更新:J1通算180勝
J1の最終成績は、川崎フロンターレが優勝で、J1を連覇。2位がサンフレッチェ広島、3位が鹿島アントラーズ。
柏レイソル(17位)、V・ファーレン長崎(18位)が来シーズンJ2降格。ジュビロ磐田(16位)がJ1参入プレーオフに回ることとなった。
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「2018年J1リーグが終了、コンサドーレはクラブ史上最高順位の4位になるもACL出場は決められず」への1件のフィードバック
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