この日、2013年J2リーグ最終節である第42節の試合が全国各地で行われた。
前節までの成績で7位につける札幌は、プレイオフに進める6位に入るためにはこの日の試合に勝利することが必須。ギラヴァンツ北九州を迎えた札幌ドームには24,813人が駆けつけ、札幌を勝利に導くべく必死の応援を繰り広げた。
試合は立ち上がりからがっぷり四つになったような展開。絶対勝利が必要な札幌は得点が欲しいも、余計な失点を避けてか攻勢にならず,じりじりとした展開が続く。後半に入っても展開は変わらず。試合が動き始めたのは、札幌が交代選手を投入し始めた頃から。レコンビン選手やフェホ選手によりセットプレーや空中戦を仕掛けるも,得点するに至らず。レコンビン選手のポストをたたいたゴール正面のFKは本当に惜しかった。焦る札幌を尻目に,時間は容赦なく過ぎていく。ロスタイムは4分。ラストプレーとよんだコーナーキックでは、ゴールキーパーの杉山選手も相手ゴールまで上がり全員攻撃を仕掛けるが、ゴールを奪えず。その後、ワンプレーして試合を終了する無情の笛がドームに響いた。
札幌の最終節は0-0で引き分け。他チームの結果により1つ順位を落として8位でシーズン終了。来季のJ2残留が決まった。
ホーム最終戦なので、試合後、アカデミーも参加してのサンクスウォークが行われた。財前監督と野々村社長の挨拶が行われたが、サポーターの前で来季に雪辱を果たすことを誓った。
コンサドーレ札幌は天皇杯で4回戦まですすむもすでに敗退しており、この日のJ2最終節の試合をもって今季の公式戦は全て終了。明日からオフシーズンに入る。
2013年J2リーグの優勝はガンバ大阪。2位のヴィッセル神戸までが来季のJ1昇格を決めている。3位京都、4位徳島、5位千葉、6位長崎が残り1席をかけてプレイオフを戦う。
[コンサドーレ札幌のJ2リーグ2013シーズン成績]
- 8位/22チーム
- 20勝18敗4分
- 60得点49失点(得失点差11点)
- クラブ内得点王:内村圭宏(17点;J2リーグ3位)
- クラブ内出場時間上位(42試合、3,780分のうち):杉山哲(3,420分)、チョソンジン(3,109分)、奈良竜樹(3,093分)、上原慎也(3,089分)
- ホームゲーム入場者数:24,813人(第42節札幌ー北九州戦)は、今季J2リーグ1試合あたりの最多入場者数
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