Jリーグは、条件付き外国籍選手枠にJリーグ提携国枠(仮称)を来季より新設することを発表した。
これまでは、プロA、プロB選手の場合、外国籍選手枠3名の他に、条件付き外国籍選手枠のアジア枠(AFC加盟国の選手)1名の計4名までの外国籍選手をチーム登録できた。これが、来季より、外国籍選手枠3名、アジア枠1名、Jリーグ提携国枠2名に変更される。ただし、チーム登録上限数は5名まで。また、試合に出場できるエントリー数は従来と同じ4名まで。
(参考)上記以外に、プロC選手・アマチュア選手の場合は、条件付き外国籍選手枠として育成枠2名が認められている。
現在のJリーグ提携国は以下の国々。
- タイ(タイプレミアリーグ)
- ベトナム(ベトナム国プロリーグ(Vリーグ))
- ミャンマー(ミャンマーナショナルリーグ(MNL))
- カンボジア(カンボジアリーグ)
- シンガポール(シンガポールリーグ(Sリーグ))
Jリーグは、アジア向け成長戦略の推進支援を目的に,他国リーグとの提携をすすめている。これをうけて、各クラブも、これらの国のクラブとのクラブ間提携などをすすめている。コンサドーレ札幌も今シーズンはじめに、タイリーグDivision-1所属のKHONKAEN FC、ベトナムVリーグ所属のDong Tam Long An FCと提携を結んだ。また、コンサドーレ札幌の永坂勇人選手と中原彰吾選手が提携クラにレンタル移籍したり、ベトナムリーグよりレコンビン選手を獲得したりした。
このようなJリーグや各クラブの状況をうけ、来季よりJリーグ提携国枠が新たに設置されることになった。
今季のコンサドーレ札幌は、怪我で治療中のイホスン選手の選手登録を外して、レコンビン選手を獲得したので、来季よりこの新設枠ができるとなると、非常にありがたい。
関連外部サイト
- J1・J2における外国籍選手枠の変更について ~Jリーグ提携国枠(仮称)の導入を決定~ – Jリーグ公式
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