北海道フットボールクラブは、クラブの公式ホームページ上で、ホームゲームの目標来場者数及びチケット販売数を表示することを発表した。ホームページの一角がちょっと変わっただけの小さな試みであるが、新たな試みがスタートする。
この試みは、先日行われた「コンサドーレラボ vol.0」の席上、野村芳和HFC社長が述べていたことが実現したもの。営業の目標を実際に掲示し、目標達成ができたときはスタジアムでサポーターと一緒にお祝いができれば良いのではないかといった主旨だったはず。
以前、サポーターズ集会の会場で、またクラブ力向上員会の設置の際に、野々村社長は「サポーターの皆さんには、自分達もコンサドーレの社員だと思ってもらいたい」と述べていた。コンサドーレが大好きなサポーターの皆さんには、周囲の人にその楽しさを語ってもらい、スタジアムに連れてきて欲しいということ。と同時に、クラブ経営にサポーターの意見を従来よりも積極的に取り入れることを目指すと。
この流れにクラブ力向上員会の設置があるのだが、今回の試みも、その一環で、営業情報であるホームゲームの目標来場者数を情報公開し、成果を報告し、目標が達成できたときは、サポーターと一緒にお祝いしましょうということ。公式サイトの発表の中でも、野々村社長が『皆様とともに、目標来場者数達成で喜び、チームの勝利でまた喜ぶという、一歩踏み込んだ達成感を味わえたら最高です。』と述べているのはそのためと思われる。
引用:野々村芳和社長コメント
『コンサドーレの魅力、そしてサッカーの価値を、この北海道でスピード感をもって根付かせていくためには、パートナー(サポーター)の皆様とともに進んでいくことが必要不可欠だと考えます。
選手は勝つために戦いますが、僕たちは多くの人に見てもらうために頑張ることが勝負です。
皆様とともに、目標来場者数達成で喜び、チームの勝利でまた喜ぶという、一歩踏み込んだ達成感を味わえたら最高です。』
関連外部サイト
- ホームゲーム目標来場者数及び現在のチケット販売数をオフィシャルサイト上で掲出いたします – コンサドーレ札幌オフィシャル ニュースより
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