北海道フットボールクラブの有価証券報告書 ‐ 第17期(平成24年1月1日 ‐ 平成24年12月31日)がでています。法令では事業年度終了後3ヶ月以内に発行する必要が有ります。この報告書からクラブの経営状態を把握することができます。
北海道フットボールクラブの場合、例年株主総会が3月末に開催されるため、それにあわせて年間報告書は報告されています。今年は3/22に市内で株主総会が開催され、決算書が承認されました。提出されたのは3/27となっていますので、代表者は株主総会で新社長となった野々村芳和名で作成されています。
平成24年単年決算では、当期純損失が3,770万円となりました(赤字ということです)。昨年同時期の運営計画では黒字を目指していましたが、成績の低迷などにより、想定したほど観客動員数が伸びなかったことなどが要因となり、赤字決済となりました。
また、昨年末にコンサドーレ札幌北海道後援会がクラブコンサドーレ(コンサドーレのファンクラブ)に統合されましたが、その会員数推移も掲載されています。後援会会員は減少で推移し、24年は841人。同時期のファンクラブ会員が9809人なので1/10程の規模。経営の効率化や各団体の広告価値の上昇の必要性を考えると統合もやむ無しという気がします。
なお、有価証券報告書は一般公開されているますので、いくつかのサイトで確認することができます。
=====
政府のサイト
- EDINET – 金融庁提供のオンラインサービス
上記ホームページにアクセスし、「閲覧」→「有価証券報告書等」にすすむ。下記のいずれかを入力し「検索」ボタンを押す。
・提出者EDINETコード:E04703
・提出者名称:北海道フットボールクラブ表示されるリストから北海道フットボールクラブを選ぶ(北海道フットボールクラブ1社だけ表示されます)
有価証券報告書はオンライン、あるいはPDF形式で読むことができます。
EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)は、金融庁が提供する『金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム』のことで、提出された開示書類について、インターネット上で閲覧できるようにするサービスです。
サイト内関連記事