中山雅史選手が現役を引退

北海道フットボールクラブは、4日、コンサドーレ札幌の中山雅史選手の現役引退を発表した。同日、札幌市内ホテルにて中山選手による引退記者会見が行われた。

中山選手はジュビロ磐田、日本代表で活躍した後、2010年からコンサドーレ札幌へ移籍。近年は膝の怪我に悩まされ続け、今シーズン、ホームでの最終ゲームでピッチに立ったものの、完全復活とは行かなかった。希代のストライカーがついにスパイクを脱ぐことを決めた。

発表された中山選手のコメント:
『私中山雅史は今シーズンをもって、第一線から退くことを決断いたしました。
皆さま、長い間こんなへたくそな選手をいろいろとサポートしていただき本当にありがとうございました。
まだまだこの情熱は捨てません!何かに活かしていきたいと思いますし、それがまた復帰への道に繋がるかもしれませんけれども、皆さんの熱いサポートを感じここまでプレーできたことを強く思い、胸に秘めて生きていきたいと思います。長い間ありがとうございました!』

中山雅史(なかやままさし):身長/体重:178cm/72kg、生年月日:1967年9月23日、出身地:静岡県、経歴:岡部小学校ー岡部中学校ー藤枝東高校ーヤマハ発動機(90-92)ージュビロ磐田(93-09)ーコンサドーレ札幌(10-12)。通算成績:J1リーグ366試合(157得点)/ナビスコカップ65試合(26得点)/天皇杯33試合(14得点)。日本代表出場記録 :53試合(21得点)。

【中山選手の記録】

  • J1リーグ157得点:J1リーグ最多記録
  • J1リーグ1試合最多得点5点(98/04/15 C大阪戦):野口幸司、エジウソン、呂比須ワグナーと並んでJ1リーグ最多記録
  • J1リーグシーズン最多得点36得点(1998):J1リーグ最多記録
  • W杯日本人初得点:98年フランス大会ジャマイカ戦
  • 4試合連続ハットトリック(98年シーズンJ1リーグ):ギネス記録
  • 国際試合での最速ハットトリック(3分15秒)2000年アジアカップ予選ブルネイ戦:ギネス記録
  • J1リーグ戦最年長出場記録:横浜FM戦にて(12/11/24):45歳02ヶ月01日

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