8日、厚別競技場で、第92回天皇杯日本サッカー選手権2回戦コンサドーレ札幌対AC長野パルセイロの試合が開催された。天皇杯は、すでに9/1より1回戦が始まっていたが、Jリーグ勢は2回戦からのシード。札幌は大会初戦。長野県代表のAC長野パルセイロは、1回戦で北海道代表の札幌大学を3-0で下しての2回戦。
天皇杯2回戦は、日本代表のW杯予選期間中に行われることもあり、J1は休み。そのため、札幌はほぼベストチーム。
AC長野パルセイロは、現在JFL首位のクラブチーム。Jリーグ入りを目指した準加盟クラブであるが、ライセンス申請はしていない。J1で最下位をうろうろしているコンサドーレ札幌とはいえ、ここは先輩チームの威厳を見せたいところ。であったのだが、先制点は長野に入る。8分にFKからゴールを奪われた。ここのところ立ち上がりが悪いのはあいかわらず。前半は長野のプレスに押し込まれるシーンが続き、どっちがJ1かわからない展開に。後半に入り、札幌がシステムを4バックから3バックに変更してからボールがまわるようになり、後半24分に途中出場の上原がゴールを決めてなんとか同点に追いつく。そのまま逆転をねらうが、得点に至らず、試合は延長に。
延長途中で長野に退場者がでて数的に優位になったのだが、得点することができず、そのままドロー。その後行われたPK戦で3-5で敗れてしまった。
コンサドーレ札幌の今季の天皇杯は、これで終了。昨年に続き、2回戦敗退となった。
なお、天皇杯2回戦32試合は、8〜9日の2日間にわけて全国各地で開催される。
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