【報告書】2011年度Jクラブ経営情報

Jリーグ公式のサイトで、2011年度Jクラブ経営情報が開示されました。

コンサドーレは2011年度はJ2でしたので、掲載箇所はJ2のところになっています。

Jリーグ全体を見ると前38クラブのうち、経常利益の単年度赤字クラブはJ1で前年度の10から8に減したものの、逆にJ2では前年度8から10に増となった。

コンサドーレ札幌に関しての情報は、すでに公開されている有価証券報告書と同様の内容。2011年度単年度収益ではわずかながらも黒字を達成。しかしながら、累積債務の大きな解消にはいたらず、とりわけ前年度から問題視されていた債務超過の状態は継続されることとなった。
13年から導入するクラブライセンス制度では、3期連続赤字の営業成績だったり、債務超過状態になるとリーグ参加が認められなくなる(下位リーグへ降格)。このため、北海道フットボールクラブは債務超過状態解消のために、今期増資を実施した。増資は当初の目標をクリアし、債務超過状態は解消されたものの、累積債務(借金)が無くなったわけではないので、今後はこの債務解消が営業上の課題となる。

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