第91回天皇杯2回戦でコンサドーレ札幌敗退


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8日、厚別競技場で、第91回天皇杯日本サッカー選手権2回戦コンサドーレ札幌対水戸ホーリーホックの試合が開催された。天皇杯は、すでに9/3より1回戦が始まっていたが、Jリーグ勢は2回戦からのシード。札幌、水戸ともに初戦となった。

怪我人が多いチーム事情とリーグ戦への配慮からか、この試合、2種登録しているユースの選手が多く起用された。今シーズンのコンサU-18は、プレミアリーグEASTの首位を独走中、しかも来季トップチームに昇格する選手がコンサ史上最高数になる予定で、かなり期待の選手たちだ。先発に前貴之、荒野拓馬、奈良竜樹の三名。選手交代で榊翔太、小山内貴哉の2名が出場。今季2種登録され、この試合ベンチ入りした5名が全選手出場したことになる。前や荒野は、J2リーグの試合にも既に出場している実績のある選手たち。

試合の方は、前半は若いコンサながらも試合をうまくコントロールし、ゲームを進めていたのだが、後半に入ると点の取り合いに。後半13分に水戸に先制されると、後半14分に横野純貴選手がすぐさま取り返し、後半40分に途中交代で入った榊選手が逆転のゴールを決めると、試合終了間際の後半43分に水戸に追いつかれてしまう。

試合は、そのまま延長に入り、延長後半13分に水戸に逆転弾を奪われ、そのまま逃げ切られた。

コンサドーレ札幌の天皇杯は、これで終了。初戦敗退の記録は、2008年第88回大会で初戦4回戦で横浜Fマリノスに敗退して以来、3年ぶり。

なお、天皇杯2回戦32試合は、8〜10日の3日間にわけて全国各地で開催される。

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