この日J2リーグは第38節を迎え、シーズン最終日となった。コンサドーレ札幌は、ホーム札幌ドームにロアッソ熊本を迎えての試合。
試合は、ユース所属で来季のトップ昇格が決まっている三上陽輔選手が先制点を決めると、2点目を砂川誠選手がFKから直接ゴール。新旧を象徴する選手達の合わせ打ちでリードすると札幌はその後も加点し、最後は三上選手がこの日2点目を決めて4-0で快勝した。
試合周りの出来事としては、札幌で8年間活躍し今季限りで退団が決まっている砂川誠選手がマッチデープログラムの表紙を飾り、試合終了後は胴上げも行われた。サポーター投票も実施されていた後援会によるMVP賞は高原寿康選手が受賞、試合後に授賞式が行われた。
コンサドーレ札幌は天皇杯にすでに敗退しているため、今シーズンの試合はこれで終了。オフに入る。
［コンサドーレのJ2リーグ2010シーズン成績］
- 13位／19チーム
- 11勝12敗13分
- 37得点38失点
- クラブ内得点王：（5点）西嶋弘之、内村圭宏、古田寛幸
- クラブ内最多出場：芳賀博信（3,131分）、髙原寿康（3,007分）、西嶋弘之（2,970分）
今季はシーズン通して上位３位内の昇格争いに加わることなく終わった感がする。勝敗数も得失点数も負け越し。クラブ内得点王が、J2の得点順位でベスト30にも入らなかったことが示しているように、ゴールゲッターの不在がそのまま得点力不足に現れた格好となった。
J2は、柏レイソルが23勝2敗11分けの勝ち点80で優勝。３位までの柏、甲府、福岡らがJ1へ昇格。来季はJ1からの降格組、東京FC、京都、湘南と、JFLからの昇格組鳥取を新たに加え、20チームでの戦いとなる。
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