コンサドーレのペインティング車両4(タカラ・コンサドーレバスチョロQ編)

文/二上、写真/ちっぷスター

コンサドーレ車両シリーズの第4弾は、コンサバスチョロQ。車両なの?という疑問の声もあがりそうですが、車両の模型ということで大目に。

ここで簡単にチョロQの説明をしますと、チョロQは玩具メーカーのタカラが発売している自走式のミニカーのことです。実際の車両(車や鉄道)をモデルにデザインされており、全世界で1億台以上が売れたといわれています。デザインは全く同じものを縮小化したものではなく、チョロQ化される際にデフォルメ化されており、人間でいえば2頭身化されているといった感じで、実物に比べるとずんぐりしたものとなっています。
チョロQにはこれまでにも様々なモデルが制作されておりうん万種類に上るとか。地域限定、数量限定、期間限定といった形で発売されることもあります。このチョロQには熱狂的なコレクターがいることでも有名で、チョロQのトレーディングなども盛んです。さらに、今年は、公道を走れるリアルサイズのチョロQ(自動車)の発売までもが発表されました。

で、そのチョロQのコンサドーレ号(JR北海道バス)が今年発売になりました。どういったものかは、写真を見れば一目瞭然ですが、実物のコンサドーレ号(小話の部屋より)を見事に写し取っています。正面、左右側面と屋根(屋根にはCONSADOLEのロゴが入っているですねえ)は実際のコンサ号のデザインを上手にレイアウトしています。


背面だけは、ちょっとデザインが違うのですが、これはどのチョロQでも同じで、背面だけは実物と異なります。左の上から三枚目の写真を見ていただければ、わかると思いますが、何か変なとっかりのようなものがでています(ドーレくんがデザインされているところ)。これがあるせいで、デザインが同じにならないんですが、この部分にはチョロQで遊ぶ際に重要な役目があります。チョロQは中にゼンマイ(?)が仕込んであって、走ることができるのですが、その際、このとっかかりの部分に10円玉(コインなら何でも良いと思うんですけど)をはさむと、なんとウイリー走行するんだそうで。

このようなJリーグのクラブバスをデザインしたチョロQはコンサ号が初めてというわけではなく、以下のようなバスが発売されています(コレクターではないので全てフォローできてないかもしれませんが)。

<JリーグバスチョロQリスト>

  • ジェフ市原:(2001.11発売)
  • 清水エスパルス:(2002.3)
  • ジュビロ磐田:(2002.7)
  • コンサドーレ札幌:(2002.8)
  • セレッソ大阪:(2002.8)
  • 柏レイソル:(2002.10)

この「コンサドーレ号」チョロQ、1個800円で限定2万個。売上げの一部はコンサドーレ札幌に還元することになっています。発売方法は、窓口販売かネット販売にて。詳細はJR北海道バスのホームページ内に掲載。

  • JR北海道バスのホームページ(トピックス)

【関連記事:ニュースより】


【コンサドーレバスチョロQ・五面図】

(正面)

(後面)

(右側面)

(左側面)

(屋根)

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