コンサドーレのペインティング車両シリーズの第3回は、かつて期間限定で札幌の街を走っていたコンサタクシーを紹介します。
2000年12月末から約3ヶ月間だけ運用されていたこの車両は、札幌のタクシー会社「光星ハイヤー」が走らせていたもの。積水化学工業(本社・大阪)が開発した新素材の車体に張るシールの屋外耐候性試験を光星ハイヤーの営業車3台を使って行うのに併せ、このうち1台をコンサドーレ札幌のデザインにした。もちろん期間中は普通のタクシーとして運用されたので、すすきのとかで見かけた人もいるんじゃないかと思います。その当時は、電話で光星タクシーを呼ぶ際には、「コンサタクシーをお願いします」と指定もできたらしい(^^)。このタクシーへの乗車回数に応じ、売り上げの一部が北海道フットボールクラブに寄付もされた。そのためか、光星ハイヤーにはコンササポからのお礼のメールなども届いたという。
車両デザインは、左の写真の通り。赤黒を大胆に使い、ドーレくんが中央にバンッとレイアウとされているため、どっから見てもコンサドーレデザインとわかる。このコンサタクシー、元の車両デザインは、左側2番目の写真に同時に写っている白い車両と全く同じ。この白い車両に、ボンネット、屋根、リヤ、サイド、ドア、各パーツにラッピング広告バスのように赤黒シール(ドーレくん入り)を貼ったもの。お見事としかいいようがないきれいなできばえ。
ふと思ったんですけど、このシール、コンサグッズとして売り出せば、熱狂的なサポの何人かは自分の車を改造しちゃうんじゃないでしょうか。それともデザインがど派手なだけにまったく売れないかなあ?
【関連記事:ニュースより】
- 00/12/21:赤黒カラーのコンサタクシー登場
【関連サイト】
- 光星ハイヤーのホームページ(http://www.khcs.co.jp/)
コンサタクシースナップ
(正面から)写真提供:光星ハイヤー
(斜め前から)写真提供:光星ハイヤー
光星ハイヤーさんは、2011年8月に自己破産したため、ホームページはありません。