日本クラブユースU-18選手権開催、コンサユースU-18が二年連続のベスト4

この日、日本クラブユースU-18選手権の準決勝が行われた。日本クラブユースU-18選手権は、U-18世代のクラブチームの大会で、各地域の予選を勝ち抜いた24チームによって、舞台となる福島・Jヴィレッジにて熱い戦いが繰り広げられる。
コンサユースU-18は創設以来、毎年予選を勝ち抜き出場している。昨年初めてグループリーグを突破、ベスト8となる決勝トーナメントに進出。さらに決勝まで勝ち進み、残念ながら破れはしたものの準優勝という輝かしい結果を残したコンサユース。今年も活躍が期待された。
大会様式は、参加24チームが6つのグループに分けられまずグループリーグ戦を行う。各グループ1位と、2位6チームの中から成績の良い2チームの、計8チームが決勝トーナメントに進める。さらに決勝トーナメントの上位5位のチームまで、高円宮杯第十三回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の出場権が与えられる。今年のコンサユースは、川崎フロンターレ、大宮アルディージャ、ジュビロ磐田の各ユースチームと同じグループリーグ。
初戦、川崎F戦を1-2で惜敗するも、二戦目大宮戦に4-0で快勝、最終戦磐田戦に決勝トーナメント進出をかけた。1点を先制されるも後半爆発して逆転、結局3-1で勝利。この結果、グループリーグ1位が決まり、二年連続ベスト8となる決勝トーナメント進出が決まった。
決勝トーナメント1回戦はFC東京ユースと1-1の引き分けの激戦を展開しながらも、PK戦を6-5で制し準決勝進出。これで4位以上を確定したことで、高円宮杯の出場権も二年連続で得た。準決勝は、浦和レッズユースとだったが、残念ながら0-2で力負けした。昨年の準優勝を越えることはできなかったものの、二年連続準決勝進出、高円宮杯出場と輝かしい成績を残した。なお大会は清水エスパルスユースの初優勝で幕を閉じた。
準決勝終了後、三位決定戦は行われず、反対側のブロックの準決勝敗退チーム名古屋グランパスユースとくじ引きが行われ、コンサユースは、クラブユース3位の枠を確保。この結果、すでに組み合わせが発表になっている高円宮杯第十三回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会のクラブユース大会上位5チームの第3位枠に自動的に組み込まれ、帯広の森球技場で関西地域代表の金光大阪高校と1回戦を8/24で行うことになった。
高円宮杯には、クラブユースの上位五チームと、高校総体予選の各地域大会優勝高校九チーム、さらに前年度高円宮杯優勝、高校選手権優勝チーム枠などで2チーム、計16チームが出場する(優勝枠は今年はともに高校チームでともに九州地区、そのため九州地区の高校チームは3位まで出場)。クラブ・高校の両チームが顔をあわせるこの世代の日本一を決める唯一の大会。帯広の森球技場では、同じく8/24に北海道地域代表の室蘭大谷高校と九州地域第三代表のルーテル学院高校(熊本)も行われることになっており、両カードの勝者が、翌8/25に準々決勝で顔を合わせる。地元勢同士の対戦になる可能性もあり、楽しみな2日間となりそうな気配。観戦料は一日につき大人1000円、高校生以下は800円。

関連ニュース:

記事の共有: