5/7から5/17までフランスのツーロンで日本代表U-21が参加したツーロンU-21国際大会が開催された。カテゴリとしては、親善試合に含まれる大会ではあるが、2004アテネ五輪をめざすU-21世代にとっては、同年代の欧州勢と手合わせできるまたとないチャンスでもあり、大事な強化試合の一環。参加した日本代表(U-21)には、コンサドーレ札幌から、山瀬功治、藤ヶ谷陽介の二選手が参加している。。
大会は参加10カ国が二つのリーグ戦にわかれて予選を行い、各グループの1位が最終日に決勝戦、2位が3位決定戦を行う。従って決勝トーナメントは行われない。日本は、アイルランド、南アフリカ、ドイツ、イタリアと同じグループB。
初戦をアイルランド戦を2-0で快勝した日本は、続く南アフリカ戦も3-0で快勝、三戦目ドイツには3点リードしながら引き分け、リーグ最終戦イタリア戦では、0-2で惜敗。それでもイタリアに次ぐ、グループリーグ2位の成績を収め、最終日グループAの2位のイングランドとの三位決定戦への進出を決めた。大会の最終成績は、優勝がブラジル、準優勝がイタリアとなった。
注目の3位決定戦は両者決め手なく無得点で終了。大会規定によりPK戦での決着へ。そのPK戦を5-4で勝利した日本代表は見事三位に輝いた。チーム成績三位の他に、大会得点王は、3得点で中山悟志(日本)選手とペリコーニ(イタリア)選手の二人が獲得。ちなみにコンサドーレの山瀬選手は2得点である。またベストエレガントプレーヤーに松井大輔(日本)選手が選ばれるなど、日本選手の活躍が目立った大会でもあった
ツーロン国際大会自体は歴史ある由緒ある大会で、トルシエ監督が日本代表監督になってから、ユース代表レベルの参加を積極的に進めた経緯もある。3位という成績はこれまでで最高の成績となる。
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