この日、U-19日本代表が参加しているAFC U-20選手権カタール2002一次予選の最終日を迎えた。国立西が丘サッカー場を会場に開催されたこの試合は、カタールで開催されるアジア大会の出場権をかけての一次予選グループリーグ。日本代表(U-19)にはコンサドーレ札幌からは今野泰幸選手(MF)が招集されている。
アジア連盟(AFC)加盟の参加国が12の一次グループリーグに分かれて予選を行い、各グループ上位1チームのみが、カタールで開催されるアジア大会に出場できる。そして、この大会で3位以内に入ると、世界ユース選手権の出場権が得られる。
日本と同じグループに入ったのはモンゴル、チャイニーズタイペイ、ラオスの三カ国。5/8より、日本にて総当たりのリーグ戦を行い、順位を決める。このグループでは頭抜けていると見られている日本が、その実力をいかんなく発揮。初戦モンゴル戦(5/8)を12-0で快勝すると、二戦目チャイニーズタイペイ(5/10)を5-0、この日最終日(5/12)にはラオスを5-0と、全く危なげなく完勝した。これにて、一次予選1位を決めた日本はAFC U-20選手権カタール2002への出場を決めた。
U-19日本代表チームの柱の一人として期待されている今野選手は、守備的MFのポジションながら三戦全試合に得点を記録。初戦と最終戦では、猛攻の口火を切る先制ゴールを決めるなど、その積極性が光った大会であった。アジア地域の決勝大会は、10/8(火)-10/31(木)にカタールにて開催される。
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