コンサドーレユースU-12が5月に新設

HFCは今年度よりコンサユースU-12を新設、5月より活動を行っていくことを発表した。コンサドーレ札幌はユースとしてU-18(ユース;高校生年代;2種)、U-15(ジュニアユース;中学生年代;3種)の2カテゴリーを持っていたが、U-12はその下のカテゴリー(ジュニア;4種)にあたり、小学4年から6年に該当する。
今年度は、2001年コンサドーレ札幌ジュニアサッカースクール受講メンバーで編成され、小学4年生のみでの活動となり、一般からの募集は行われない。コーチングスタッフには、ともに元コンサ選手が就任し、監督に浅沼達也U-18コーチ、コーチに名塚善寛氏が就任する。
Jリーグでは、各クラブに3つのカテゴリーのユースチーム(下部組織)を持つことを義務づけている。新設のクラブで下部組織を所有していない場合は、将来の設置を約束にしばらく猶予されることもある。コンサドーレがこれに当たり、96年のクラブ創設後、97年にU-18、U-15が設立され活動している。今年度U-12が設立されることにより、ようやく全3種のユースチームが揃うことになる。クラブが下部組織を持つ理由に良い選手を自前で育成できることがあげられるが、Jリーグが下部組織の設置を義務づけた理由には、各クラブには興業者としてプロの試合を主催するだけでなく、それぞれの地域でのサッカーやスポーツの普及活動に積極的に、中心になってもらいたいという趣旨もある。コンサでは、上記ユースチームの他に、U-12の下にある昨年度より活動しているジュニアサッカースクール(幼稚園~小学3年)や、98年度より毎年行われている「北海道212市町村サッカー教室」の巡回スクールなどがあるが、そうした活動の一環に位置づけられる。

あわせて、今年度のユースチームのコーチングスタッフについても発表された。U-12の両スタッフが新任の他、U-18コーチに四方田修平氏が就任。他のスタッフは昨年とほぼ同じ。

  • コンサドーレ札幌ユースU-18
    • 監督:財前恵一
    • コーチ:及川真行
    • コーチ:四方田修平
  • コンサドーレ札幌ユースU-15
    • 監督:三浦雅之
    • コーチ:赤池保幸
    • コーチ:森下仁之
  • コンサドーレ札幌ユースU-12
    • 監督:浅沼達也
    • コーチ:名塚善寛
記事の共有: