この日、記者会見が行われ、岡田武史監督が契約期間満了に伴い今季限りで退任する事が発表された。以下、公式発表されたコメント。
<岡田監督記者会見時のコメント>
『来年1月の契約満了で来期の契約を更新しないことになりました。途中で辞めるわけではないので、辞任ではありません。札幌で3年、代表で1年と4年間走り続け、心身ともに疲れ、マンネリ化している自分を感じ、新しい発想も出来なくなり、このままでは自分が駄目になると思っていました。これではチームの為にも良くない、新しい情熱を持ってやる人の方がいいと思います。 多くのサポーター、道民、チームからの「続けて欲しい」との声は嬉しく、3年やってきてこの土地に慣れ親しみ、本当によくしてもらい、この決断は非常に悩みました。あと2年、3年と言ってくれた人たちには、自分のわがままを許して欲しいと思います。チームは、これまでにしっかりとした基盤を作り、毎日、進歩していくと確信しています。このチームを将来的にも、ずっと何らかの形でサポートしていければ嬉しいです。あと1試合残っているし、天皇杯もあります。全力を尽くします。』
<株式会社北海道フットボールクラブ 代表取締役社長 田中良明>
『この度、岡田監督の意志を尊重することといたしました。今後のクラブ、チーム運営も全力を尽くします。まずは、残り期間を精一杯、戦ってもらいます。何卒ご理解をいただき、今後もご支援の程、宜しくおねがい申し上げます。』
<サポーター、ファンの皆様へ>
『札幌で過ごした3年間は私にとって忘れられない時間でした。思い起こすと苦しかった事の方が多かった3年間でしたが、北海道の雄大な自然に癒され、暖かい人々に励まされ過ごしてきました。その北海道にそして応援して下さった方々に心から御礼を申し上げます。このチームは支援してくださる多くの道民、応援して下さる多くのサポーターがいる限りビッククラブに向け進歩していくことを確信しています。 今後どういう立場になるかわかりませんが、いつもコンサドーレの事を見守り支援していくとともに、自分自身ここで得たものを忘れず頑張っていきたいと思います。 ありがとうございました。』岡田武史
※記者会見後、岡田監督から直接頂いた、サポーター・ファンの皆様へのメッセージ。